上田市・佐久市
2022/09/14
コバックニュース
まだ暑さが残る9月、でも暦上では秋。
夏の疲れが出てくる時期でもありますね。
猛暑の疲労は人だけでなく、車にも影響が出るんです。
これから冬に向けて安全・快適に車に乗る為にも、今からしっかりお車の疲労を回復させてあげましょう!
夏の猛暑の中で、まず使用するものと言ったら・・・そう!冷房ではないでしょうか?
室内でも車でも、エアコンの冷房をフル活用すると思いますが、室内のエアコンが電気で稼働するのと同じように、カーエアコンの冷房はカーバッテリーの電気を利用して稼働しています。
このため、バッテリートラブルが起きやすくなります。
また、気温差によるタイヤの空気圧問題や熱によって劣化したワイパーゴムなど、『夏の暑さ』の影響が秋にはトラブルにつながりやすくなります。
先程お話ししたように、カーエアコンの冷房はバッテリーの電気を使う為、バッテリーの劣化・消耗が進みやすくなります。
夏場は走行を停止している間でも、エンジンはかけたままで冷房をつけておく事が多いと思います。
また、渋滞時も似たような状況となり、進まないけれどエンジンと冷房は稼働している状態が数十分〜数時間続きます。
そうなると、バッテリーは走行しながらで電気を溜めるので、電力の需要と供給が間に合わなくなりバッテリー上がりの原因となったり、頑張ってたくさん働いたバッテリーそのものがバテてしまい、劣化してしまう原因にもなるのです。
①と連動して、カーエアコンの冷房で使用されるエアコンガスの不足、フィルターの汚れ・目詰まり、エバポレーターの汚れ・カビ、これに伴う嫌なニオイなどなど・・・カーエアコン全体のメンテナンスも必要となってきます。
秋になって気温が下がってくるとタイヤの空気圧も低下している事が多いそうです。
これは気温が関係していると言われており、夏場は熱で空気が膨張するので空気圧は高めになりますが、気温低下と共に収縮していき空気圧が下がっていくからなんです。
そして空気圧が低下すると以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
■燃費の悪化
タイヤが転がりにくくなる為、燃費が悪くなります。
■操縦性の低下
走行中にハンドルが左右に取られたり、重くなったりします。
タイヤの走行安定性が低下します。
■パンク・バーストの危険性が高まる
高速道路走行中にタイヤが異常発熱し、バーストする恐れがあります。
高速道路を走る前はタイヤの空気圧チェックが欠かせないですね!
タイヤの空気圧が低い場合、タイヤの中央よりも外側が摩耗してしまいタイヤの寿命を縮めてしまいます!
前もってメンテナンスしておくことで、いざという時のトラブルを回避できるだけでなく、不要な出費を抑える事もできます。
「うーん、お金がもったいないし、まだ大丈夫そうだからいっか」
と思ってメンテナンスを怠ると、最悪の場合には故障や事故につながり、修理・交換、賠償金などで高額な費用の負担が発生する可能性が!
上記で挙げたケースの対処法とメンテナンス方法をご紹介いたします。
☆万が一バッテリーが上がってしまったら『ジャンピング』を試しましょう。
「ジャンピングのケーブルがない」
「やり方がわからない」
「ジャンピング試したけどダメみたい・・・」
そんな時は、車トラブル対応の神『JAF』に連絡!
もしくは、ご加入の自動車保険にロードサポートがついていたら、そちらに連絡でもOKです。
☆バッテリーにも寿命があります。
車の使用環境にもよりますが、2〜3もしくは4年程。
定期的なメンテナンスでバッテリーの交換もしましょう。
「あまり乗らないからバッテリーは大丈夫」
と勘違いされやすいのですが、逆に使わない事でバッテリーの充電も無くなりますし、バッテリーそのものが劣化している事も!
コバックでもバッテリーのチェック・交換を行なっておりますのでお気軽にご相談ください!
バッテリーに関しては、こちらのブログもぜひチェックしてみてください。
☆エアコンガスの不足・漏れ
車屋さんにて、エアコンガスをチェックしてもらいます。
ガスが無い場合は入れてもらい、漏れや部品の故障があれば修理してもらいましょう。
ガスの補充費用は一般的に約3,000円~5,000円程となります。
修理となった場合は、約2~3万円程となります。
☆コンプレッサーの故障
カーエアコンの『A/Cスイッチ』をONにしたときに、エンジンルームから「カチッ」という音がすれば、コンプレッサーは動いています。
ですが分かりづらいと思いますので、ここはやはり車屋さんに確認してもらいましょう。
故障であれば、修理となりますがコンプレッサーの修理費用は高額で、一般的に約5~10万円程となります。
☆エアコンフィルターの目詰まり
エアコンフィルターの交換が必要となります。
一般的には10,000kmごとの交換が目安となっています。
モノによっては水洗い可能なタイプもありますが、基本的には交換となるでしょう。
価格は数千円~ですが、車種によって違いますので車屋さんで交換してもらうのがオススメです。
☆エバポレーターの洗浄とエアコンフィルターの交換
エバポレーターはカーエアコンの内部にあるので、カーエアコンを解体して洗浄する事になります。
日頃からご自身で愛車のメンテナンスを行っている方でないとなかなか自分で洗浄するのは難しい為、ここはプロに依頼するのがおススメです!
この際にエアコンフィルターも一緒に交換してもらうのがいいですね。
エアコンフィルターは車種によって規格等が異なる為、こちらもプロに見てもらうのが確実です。
カーエアコンのメンテナンスもコバックにお任せください!
カーエアコンに関してはこちらのブログもぜひ参考にどうぞ!
☆空気圧を調整する
タイヤの空気圧は、「車両指定空気圧」と呼ばれ、カーメーカーによって車ごとに決められています。
この「車両指定空気圧」は、運転席ドア開口部の目立つところに記載されています。
そこに記載されている数値で空気圧調整することで最適に走行ができます。
☆タイヤの使用年数・溝のチェック
またタイヤにも寿命があり、一般的にタイヤの寿命は4~5年と言われています。
そして車検の時にはタイヤの溝もチェックしています。
スリップサインの1.6㎜であれば合格ですが、1.6㎜未満になると車検不合格になります。
ゴムのひび割れなどもパンク・バーストの原因となりますので、劣化しているタイヤは新しいものに交換しましょう!
もちろん、コバックでもタイヤのチェック・交換・販売をおこなっています!
タイヤに関してこちらのブログもぜひチェックしてみてください。
☆ワイパーゴムの劣化
熱に弱いゴムは、夏の日光に照らされ、灼熱の元で風に晒され、どんどんヘタっていきます。
いざ雨の日に「さぁ活躍だ!」と稼働してみたら・・・うまく雨水を捌けることができず、フロントガラスの視界確保ができない・・・
というトラブルにつながりやすくなります。
ワイパーゴムの交換も定期的に行なってくださいね!
こちらのブログも参考にどうぞ。
☆キーの閉じ込み(インロック)
意外と多いのが、車の中にキーを入れたままロックしてしまう「キーの閉じ込み」です。
最近の車は開閉の電子操作できるキーレスやスマートキーが多くなり、キーの閉じ込めも心配ないのでは・・・と思いますよね。
実は「うっかり」が原因によるものが多いのです。
荷物やカバンと一緒にキーも車の中に入れてしまい、荷物が崩れたり何かの拍子にロックボタンが押されてしまう事があるのだそう。
スマートキーの場合は、車とキーとの間で電波のやり取りによって開閉が行われるので、車の中にキーを置きっぱなしにしていると電波の誤作動や電池の消耗などでロックされてしまう事があります。
対処法としては『キーの電池交換をする』『スペアキーを家族に渡しておく』がベストです。
しかし一番の対応策は『ドライバーさん自身が、必ずキーを持って降車する事』ですね!
秋のメンテナンスでは、冬場の雪に備えた対策・スタッドレスタイヤへの交換も兼ねてしっかりチェックすることをおすすめします。
また、義務である12ヶ月点検は、受けなくても罰則がないということもあり、受けない方もおられます。
ですが安心・安全に車に乗る為のドライバーさんの義務ですので、やはり受けておくことが大切です。
12ヶ月点検でメンテナンスしておいたおかげで、車検時には修理・交換の必要がなく、結果車検費用が安く済んだという方も多くおられますよ。
「そういえばそろそろ12ヶ月点検だったかも」
「12ヶ月点検の案内が来てたな〜」
という方は、ぜひ受けることをおすすめいたします。
コバック上田材木町店・佐久平店ではお車の各種メンテナンス・12ヶ月点検も承っております!
お気軽にお問合せください!