上田市・佐久市
2021/02/26
コバックニュース
もうすぐ春ですね!
今年の長野は雪が多く降りましたね。
さて、気温も暖かくなり、
冬タイヤから夏タイヤへ履き替えをお考えの方も多いのではないでしょうか?
夏タイヤへの履き替え前に安全に走行できるタイヤかどうかチェックする必要があります。
今回は、タイヤ交換時に役立つ『タイヤチェックポイント』をお伝えいたします。
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タイヤの状態をチェックする上で、意外と知られていないのが「タイヤの製造年週」です。
タイヤはほとんどがゴムでできています。
輪ゴムも同じですが、時間が経つと劣化して切れやすくなりますよね。
タイヤも同じで、いつ製造されたのか確認するのはとても大切です。
タイヤの製造年週はタイヤのサイドウォールに記載されています。
サイドウォールは、タイヤ側面のゴム部分のことを言います。メーカー名やタイヤのサイズも記載されていますよ!
数字4桁で記されており、最初の2桁が製造週、後半の2桁が製造年になります。
例えば、「3110」の場合は「2010年31週」に製造されたことになります。
ぜひ、ご愛車の製造年週をご確認ください。
いつタイヤが製造されたものかはご確認いただけるかと思います!
それでは、タイヤの交換目安はどれくらいなのでしょうか?
一般的にタイヤの寿命は4~5年と言われています。
タイヤの寿命を確認するにはポイントが2つあります!
◉一つは、製造年週。
先にお伝えした通り、タイヤのゴムは年数が経てば劣化します。
「あまり車使わないし…。」と思われる方もいらっしゃいますが、
劣化したタイヤは性能が悪く、大変危険です。
タイヤ交換の際は、必ず製造年週もチェックしましょう!
◉二つ目は、タイヤの溝です。
タイヤには溝を確認するための目印が付いているのでとても簡単!
タイヤの側面には、▲マークがあります。
そこをたどっていくと、トレッド面(タイヤが地面と接する面)の溝部分に突起があります。
これを「スリップサイン」と言います。
タイヤが擦り減り、溝の深さが1.6㎜になるとスリップサインとトレッド面が同じ高さになります。
こうなってしまうと、スリップしやすく、危険な状態ということになります。
「スリップサインが出ていないから安心」というわけではありません。
スリップサインが出そうになる前にタイヤを交換することをおススメします!
ちなみに車検の時もタイヤの溝をチェックしていますよ。
スリップサインの1.6㎜であれば合格ですが、1.6㎜未満になると車検不合格になります。
タイヤ交換の際はこれら2つのポイントを確認してから、履き替えましょう!
さて、日頃からできるタイヤのメンテナンスといえば、「タイヤの空気圧調整」です。
今はセルフのガソリンスタンドなどを利用される方も多いかと思いますが、車に適した空気圧はどこを確認したらよいのでしょうか?
タイヤの空気圧は、カーメーカーによって車ごとに決められています。
「車両指定空気圧」と呼ばれています。
この「車両指定空気圧」は、運転席ドア開口部の目立つところに記載されています。
シールで貼られているため、気付きやすいかと思います。
そこに記載されている数値で空気圧調整することで最適に走行ができます。
タイヤの空気圧は高くても低くても走行に不具合が生じます。
空気圧が高い場合は、タイヤと路面の接する部分が少なくなり、タイヤのトレッド面の中央ばかりが摩耗します。
走行が安定せず、乗り心地が悪い上にキズも一か所に受けやすくなり、バーストなどの危険に繋がります。
※バースト:タイヤが破裂すること。
一方、空気圧が少ない場合は、トレッド面の外側の摩耗が進み、タイヤが長持ちしません。
走りにくいので当然燃費も悪化します。
自転車の空気圧が少ない時は、全然前に進まないですよね。皆さんも経験があるかと思います。
また、走行時の発熱により、タイヤにキズやひび割れを起こす危険性があります。
「車両指定空気圧」を守って、月に1度はタイヤの空気圧調整をすることをおススメします。
いかがでしたでしょうか?
ご愛車のタイヤの状態をチェックすることで快適な走行に繋がります。
人の命を乗せる車ですから、ぜひしっかりとポイントを押さえて点検しましょう!
ご自身で確認するのが少し不安だったり、タイヤの空気圧調整が面倒な方は、
ぜひ車検のコバックへお気軽にお立ち寄りくださいませ。
プロの目でしっかりと確認させていただきます!
また、これからタイヤ交換の時期になります。
その際もタイヤの摩耗状況や製造年週を確認させていただきます。
タイヤ交換も車検のコバックへお任せください!