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スタッドレスかオールシーズンタイヤか。上田の冬はどっち?

2026/10/28

コバックニュース

雪国で暮らしていると、夏用と冬用のタイヤを2セット持って、春と冬の年2回履き替えるのがもはや「お約束」になっていますよね。 でも、そのたびに交換工賃がかかりますし、外したタイヤの置き場所にも頭を悩ませるもの。「オールシーズンタイヤが1組あれば、1年中ラクに走れるのに……」なんて、考えたことはありませんか?


結論からお伝えすると、上田で冬も安心して車に乗りたいなら、やっぱり「スタッドレスタイヤ」が安心です。 というのも、上田の冬は毎朝のように気温が0℃を下回り、路面が凍結するからなんです。
「オールシーズンタイヤって実際のところどうなの?」「上田の冬ってどれくらい寒いの?」——そんな疑問について、上田市で車検を専門にしている当店が分かりやすくお話しします!

オールシーズンタイヤは、どんな道に向いている?

晴れた日や雨の日は夏タイヤとほとんど変わらない感覚で走れて、雪道に入っても夏タイヤよりしっかり路面をグリップしてくれる。オールシーズンタイヤとは、まさにそんな「いいとこ取り」を目指したタイヤです。
低温でも硬くなりにくい特別なゴムと、水を効率よく逃す溝のデザインによって、乾いたアスファルトからちょっとした雪道まで幅広くこなしてくれます。

それでも凍った道では、多くはスタッドレスにかなわない

ここで私たちが特に心配しているのが、雪道よりも恐ろしい「凍結した路面」なんです。
実際にJAFが2017年に行ったテスト(時速40kmからの制動距離)でも、その差は一目瞭然でした。


圧雪路(雪が踏み固められた道)
スタッドレスタイヤ:17.3m
オールシーズンタイヤ:22.7m
夏タイヤ:29.9m


氷上(スケートリンクのような凍結路)
スタッドレスタイヤ:78.5m
オールシーズンタイヤ:101.1m
夏タイヤ:105.4m


圧雪路ならオールシーズンタイヤも頑張ってくれますが、ツルツルに凍った路面になると、制動距離は100m超え。実は夏タイヤとほとんど変わらないくらい滑ってしまうんです。

 

 

雪道では夏タイヤより7mも手前でピタッと止まれたのに、ひとたび道が凍りつくと、スタッドレスよりも20m以上オーバーしてしまう……。この差はかなりヒヤッとしますよね。20mといえば、おおよそ車4〜5台分にも相当する長さです。
現在販売されているオールシーズンタイヤを見ても、実は多くのメーカーが「凍結路面には向きません」と明記しています。そのため、厳しい雪道やツルツルに凍った道を走る機会があるなら、やっぱりスタッドレスタイヤの装着を強くおすすめしているのが現状なんです。

凍った道に強いとうたう製品も出てきた

実は最近では技術も進化していて、2024年には「凍った道でも標準的なスタッドレスと同じくらいしっかり止まれる」というオールシーズンタイヤも登場しました。氷の上での性能について国連の厳しい基準をクリアした証である「アイスグリップシンボル」が刻まれているのが特徴です。
「それならオールシーズンで決まりじゃん!」と思いたくなりますよね。
ただ、ここで一つ気をつけたいポイントがあります。 実はこのタイヤのメーカーでも、「厳しい雪道やツルツルの凍結路をよく走るなら、やっぱり上級グレードのスタッドレスが安心です」と案内しているんです。
さらに、タイヤの溝が半分まで減ってしまうと「冬用タイヤ」としての性能は発揮できなくなってしまう(※夏タイヤとしてしか使えなくなる)という注意点もあります。
もしオールシーズンタイヤを検討するなら、「自分が走る道(凍結するかどうか)」にどこまで対応できるタイヤなのかをしっかり見極めて選ぶのが失敗しないコツです。

上田の冬、路面が凍るのはどんな日?

上田の冬は、ほとんどの朝が氷点下

実際に観測所(上田市・標高502m)のデータを見てみると、12月から2月にかけての朝は「ほぼ毎日が氷点下」なんです。
ここ10年ほどを振り返っても、冬の3か月(約90日間)のうち、なんと70日〜86日は最低気温が0℃を下回っています。直近の昨冬(2025〜2026年)も78日が氷点下でした。つまり、冬の間はほぼ毎日「凍えるような朝」を迎えていることになりますよね。
その一方で、実は上田って雨や雪自体はそんなに多くありません。1日に1mm以上の雨や雪が降る日は、同じ3か月間でたった5日〜18日ほどなんです。
「降雪量は少ないのに、とにかく朝はキンキンに冷え込む」——これが上田の冬の大きな特徴なんですね。

初めて氷点下になるのは「11月中旬から下旬」ごろ

その冬、初めて最低気温が0℃を下回る「初氷点下」の日。 直近11年間(2015年〜2025年)のデータを見てみると、そのうち7年は11月14日〜21日のあいだに最初のマイナス気温を記録しています。
一番早かった年で11月5日(2020年)、遅かった年でも12月2日(2022年)となっており、ちなみに10月中に0℃を下回った年は一度もありません。
つまり上田では、「11月中旬に入ったら、いつ路面が凍ってもおかしくない」と考えておくのが安心ですね。

道が凍るのは、霜の朝と、雨や雪のあと

道路がカチコチに凍るには、路面に「水分」が必要です。 でも、たとえ雨や雪が降っていなくても油断はできません。冷え込んだ朝には「霜(しも)」が降りて路面が凍りますし、前に降った雨や雪の残りが、夜のあいだに一気に凍りつくこともあるからです。
特に上田の冬は、「朝はマイナスでも、昼間はお日様が出て0℃を超える」という日がほとんど。 ここが落とし穴で、昼間に溶けた雪や水が、夜から翌朝にかけての強烈な冷え込みで「再凍結」してしまうんです。
「道に雪がないから大丈夫!」と思っていても、日陰や風通しの良い橋の上だけツルツルに凍っていることがあるのは、まさにこれが理由なんですね。

上田なら、スタッドレスとオールシーズンタイヤのどっち?

タイヤ交換の手間や毎年の出費をギュッと抑えられるのは、オールシーズンタイヤの本当に大きな魅力ですよね。
それでも、「上田の冬も毎日安心して車に乗りたい」ということであれば、当店はやっぱりスタッドレスタイヤをおすすめします。
冬の間、ほぼ毎朝のように氷点下まで冷え込む上田では、「今日の道路は凍っているかな?大丈夫かな?」と毎朝ヒヤヒヤしながら見極めて走るのは、本当に大変で危険も伴います。そして何より、オールシーズンタイヤの多くは、そうした「凍結した路面」が得意ではないからです。

通勤や子どもの送り迎えで「冬も毎日乗る」なら、迷わずスタッドレスを!

毎日の通勤や子どもの送り迎えのように、「寒くても、雪が降っても、出かける時間や日を変えられない」という方には、迷わずスタッドレスタイヤをおすすめします。
これまでお伝えしてきた通り、上田では「雪が降った日」だけでなく、晴れている日でも朝晩の路面がカチコチに凍りつくことが日常茶飯事だからです。
どんな天候や路面状態の朝でも、家族やご自身を安全に目的地まで送り届けるために、冬の必需品としてスタッドレスタイヤをしっかり準備しておきましょう。

菅平のような「標高が高いエリア」へ行くなら、絶対にスタッドレス!

同じ上田市内であっても、菅平高原(標高1,253m)の冬の厳しさは「まったくの別物」です。
11月から3月までに降る雪の量を合わせると、2024〜2025年の冬は349cm、昨冬(2025〜2026年)も287cmを記録しています。雪が一番深くなる時期には、どちらの冬も85cm以上の雪がドッサリと積もりました。
お仕事やスキー・スノーボードなどで菅平のような標高の高い場所へ行く機会があるなら、残念ながらオールシーズンタイヤの出番ではありません。
愛車に乗るご自身や大切なご家族の安全を守るためにも、上田の厳しい冬はぜひ頼れるスタッドレスタイヤで万全にして乗り切ってくださいね。タイヤ選びや状態のチェック、交換のご相談などがあれば、いつでもお気軽に当店までお立ち寄りください!

 

オールシーズンタイヤが向いているのは、どんな人?

それは、「冬の間はあまり車に乗らない」という方です。
「晴れた日の昼間に近所へ買い物へ行くくらい」「冷え込んだ朝や雪の日は車に乗らずに済む」というライフスタイルであれば、オールシーズンタイヤで冬を越すという選択肢も十分アリです。
ただしその場合でも、製品によって凍った道への強さ(性能)には大きな違いがありますので、選ぶ際はどこまで対応できるタイヤなのかをしっかり確認しておきましょう!



💡 スタッドレスを検討している方へおすすめの記事
「スタッドレスって、なんで雪や氷の上で滑らずに止まれるの?」 そんな仕組みが気になる方は、こちらの記事でノーマルタイヤとの違いを分かりやすく解説しています。

👉 スタッドレスタイヤは雪でなぜ止まる?|ノーマルタイヤとの違い


「タイヤっていつ履き替えるのが正解?」「外したタイヤはどう保管すれば長持ちする?」 長野での賢い交換時期や長持ちさせる保管マニュアルは、こちらの記事にまとめています。

👉 【意外と知らない?】長野での冬タイヤ交換時期・タイヤ保管方法

よくあるご質問

Q1. 手元のスタッドレスがまだ使えるなら、わざわざオールシーズンタイヤに買い替えなくてもいいですか?
A1. まだ使えるスタッドレスタイヤをお持ちであれば、今年の上田の冬もそちらを履いていただくのが一番安心です!
オールシーズンタイヤへの買い替えを検討するのは、今お持ちのスタッドレスが寿命を迎えて買い替えるタイミングが来てからで十分ですよ。
「あと何シーズンくらい使えるのかな?」という判断は、タイヤの溝の残り具合やゴムの硬さ・状態によって決まります。当店でタイヤ交換(履き替え)をされる際にスタッフへお声がけいただければ、状態を一緒にしっかりチェックいたしますので、ぜひ気軽にご相談くださいね!

 

Q2. オールシーズンタイヤを履いていれば、大雪などでチェーン規制が出てもチェーンなしで走れますか?
A2. 高速道路の「冬用タイヤ規制」なら原則走れますが、大雪の「全車両チェーン装着規制」が出た場合はオールシーズンタイヤでもチェーンが必要になります。

詳しくお伝えすると、タイヤの側面に雪の結晶のマーク(スノーフレークマーク)が刻まれているオールシーズンタイヤであれば、高速道路などの「冬用タイヤ規制」はそのまま通行が可能です。ただし、雪の降り方や地域によっては通行できないケースもあるため、メーカーも注意を呼びかけています。
さらに、大雪の際に出される「全車両チェーン装着規制」の場合は、スタッドレスやオールシーズンタイヤを含め、すべての車がチェーンを装着しないと通行できません。
また、長野県の道路交通安全規則でも積雪・凍結路面での「滑り止めの装着」が義務付けられていますが、オールシーズンタイヤがそれに該当するかどうかは県からの明記がありません。
いざという時の立ち往生を防ぐためにも、車内にチェーンを1セット積んでおくと安心ですよ!

 

Q3. オールシーズンタイヤは、夏場もそのまま履きっぱなしで走って大丈夫ですか?
A3. はい、年間を通して履いたままで全く問題ありません!

オールシーズンタイヤは、晴れた日の乾いた道路や雨の日でも、夏用タイヤとほぼ変わらない感覚で走れるように設計されています。
毎年の冬と春にやってくる「面倒なタイヤの履き替え作業」や「工賃の支払い」が一切いらなくなることこそが、オールシーズンタイヤの一番の魅力なんですよ。

スタッドレスかオールシーズンタイヤか、迷ったら当店へ

毎年の履き替え作業や保管の手間を減らしたい気持ちは、とってもよく分かります。ですが、朝晩の冷え込みが厳しく道路が凍りやすい上田で冬も安心して車に乗るなら、やっぱり「スタッドレスタイヤ」が基本です。
オールシーズンタイヤを検討されるのは、「冬の間はあまり車に乗らない」という方で、さらに「自分が走る道(凍結路面)にどこまで対応できる製品か」をしっかり確かめてからにするのが失敗しないコツですよ。
当店では、タイヤの販売はもちろん、組み替えや春・冬の履き替え作業(ローテーション)も承っております。

 

・「手元にあるスタッドレス、今年の冬もまだ使えるかな?」

・「買い替えるなら、自分の車や走り方にはどれが一番合っているんだろう?」

そんなお悩みや疑問があれば、ぜひ愛車とタイヤと一緒に当店へお越しください!プロのスタッフが実際に状態を見ながら、あなたにぴったりのタイヤ選びを丁寧にお手伝いいたします。オールシーズンタイヤについての疑問やご相談も大歓迎です。
タイヤ履き替えの料金や作業内容につきましては、こちらのサービスページに詳しく掲載しておりますので、ぜひあわせてご覧くださいね。

 

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皆さまのご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております!

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