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上田市・佐久市

寒くなるとつきやすい警告灯と対処法

2022/12/15

コバックニュース

車のメーターパネル、普段と違う見慣れないマークが表示されているとちょっと「ドキッ」としますよね。

メーターパネルに表示されるマークは『警告灯』と呼ばれる、車の各機器の異常などを知らせる機能です。

しかし表示される全てのマークが警告という訳ではありません。

 

警告灯には国際規格(ISO)で決められた三種類の色があります。

緑色安全

黄色(オレンジ)異常の知らせ・走行は可能

赤色危険・走行停止

という意味になっています。

 

また、エンジンをかけた時に一瞬全てのマークが表示されますが、これは「警告灯表示のシステムに問題がないか」等の確認として表示されるものであり異常ではありませんのでご安心を。

これがいつまでも消えないとなると、何かしらの異常が考えられるので、直ぐに自動車整備工場で見てもらう事をオススメします。

 

そしてこれから冬場の寒さが増してくると、異常を知らせる為に表示されやすい警告灯があります。

寒くなるとつきやすい警告灯と対処法

寒さが厳しくなってくると、車にも気温や雪の影響で機能低下や故障しやすくなる機器があります。

その際、異常を知らせる為にメーターパネルに警告灯が表示され、ドライバーさんに「この機能がおかしいよ〜」と知らせるようになっていますが、冬場に表示されやすい警告灯はどんなものがあるのでしょうか。

エンジン警告灯

エンジン警告灯オレンジ色(黄色)で表示されます。

原因は、エンジンや吸気関係、トランスミッションなどのトラブルで、その中で最も多いと言われているものが『O2センサーの故障』です。

 

『O2センサー』

車の排気ガスの酸素濃度を測る機能であり、測定した酸素濃度と他のシステムとの連動で燃料の使用量を調整しています。

O2センサーが故障すると燃費が悪くなったり、マフラーにすすがつきやすくなり排気ガスの臭いもキツくなります。

 

筆者も過去に、冬場この警告灯がついたり消えたりでこわくて車に乗れず困った経験があります。

車屋さんに見てもらったところ、特別なにか壊れているといった訳ではなく、どうやらマフラーに雪が詰まっていたことで表示された可能性があるとの事でした。

異物があることで正しく酸素濃度を測れなかったのかも知れません。

なにか壊れた訳ではなかったので良かったのですが、やはり車は精密機器の塊だから

「ちょっとしたことでも壊れる原因になるのかも・・・」

と思いました。

 

そして!そう、降雪でマフラーが雪に埋もれてしまった場合にはしっかり払っておきましょう。

マフラーは詰まってしまうと、車内に排気ガスが逆流して一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。

水温警告灯

水温警告灯はエンジンの冷却水(クーラント)の温度を表しており、エンジンをかけるとしばらく緑色もしくは青色で表示されているのでみなさんお分かりかと思います。

こちらはちょっと他と違うのが、青色があるというところです。

冷却水の温度が正常値でない場合には緑以外の色となり、温度が低いと、逆に高温になるとで表示されます。

青色の時はしばらくアイドリングを続けていると大概は消灯し、特に問題のない場合が多いでしょう。

これがずっと消えない、もしくはく点灯している時はオーバーヒートの可能性がありますので、走行中の場合は周囲の安全を確認して直ぐに停車しましょう。

バッテリー警告灯

バッテリーランプ・充電警告灯とも呼ばれるようです。

バッテリー本体と充電系統(オルタネーター・ベルト)等の異常を知らせる警告灯です。

バッテリーは寒さに弱く、また夏場に頑張って働いた分性能が落ちていたり、劣化が原因でバッテリー上がりを起こしやすくなります。

また、バッテリーの寿命は、約2~3年4年と言われています。

 

劣化のチェックはもちろん、バッテリー液の補充やこまめに車を動かして温めてあげることでバッテリー上がりを防ぐ事ができます。

 

こちらのブログもぜひ参考にしてください!

【あなたのバッテリーは大丈夫?車のバッテリーがあがる原因や寿命】

 

バッテリー警告灯が表示された際も、走行はやめてロードサービス・保険会社等に連絡し、点検に出しましょう!

警告灯が付く前にしっかりメンテナンス

ここで重要になってくるのが、日頃のメンテナンスです。

「車の整備・点検は車検の時だけ〜」という方もおられるのではないでしょうか?

オイルやバッテリーは定期的な交換が必要ですし、ドライバーさんの義務である法定12ヶ月点検も受けておくのがベストです。

 

◆万が一の不具合を早期発見できる◆

また、もっと愛車を長持ちさせ安心・安全にお乗り頂くには、車検後の6ヶ月点検もオススメしております!

人も健康診断を受け、こっそり動き出していた病魔を早期発見のおかげで早い段階で治療を受けることで大事に至らなかった。

ということがあります。

車も同じようにこまめな点検・メンテナンスで大きな故障に繋がるのを防ぐことができます。

 

コバックでは、当社で車検ご利用いただいた方に車検後6ヶ月点検を無料で行っておりますのでぜひご利用ください!

 

オイル交換料金、点検で発生した整備に関しては別途費用がかかります。

他に注意したい警告灯は?

①タイヤ空気圧

タイヤの空気圧が低下すると表示されます。

空気圧が低下した状態で走行を続けると、パンクやバーストを引き起こす可能性が高く非常に危険です。

パンクしている場合はスペアタイヤに交換・パンク修理キットで応急処置をしてから車屋さんに運びましょう。

タイヤの劣化もチェックし、適正な使用年数を過ぎているものは新品タイヤに交換しましょう。

こちらのブログもぜひ参考にしてください!

【タイヤの性能|タイヤの選び方】

 


②油圧警告灯

オイルランプとも呼ばれているこちらの警告灯は、エンジンオイルの減少・漏れ、エンジンオイル機器の故障などの異常を知らせるものです。

放っておくと最悪の場合にはエンジンの故障につながりますので、早めに車屋さんで見てもらいましょう。

 


③ブレーキ警告灯

ブレーキの異常オレンジorで表示されます。

通常はパーキングブレーキを解除すると消えますが、それでも消えなかったり走行中に表示されるようであれば、ブレーキシステムに何かしらの異常を察知してお知らせしていますので、無理な走行は控え、早急に車屋さんで見てもらってください

 

こちらのブログもぜひ参考にしてください!

【車でよく見る警告灯。その意味と注意が必要なマークは?】

まとめ

冬場は天候が悪化しやすく、走行にも危険が伴いやすくなります。
万が一に備えて日頃からしっかりメンテナンスし、安心・安全なカーライフにしましょう。


お車に関して

「ちょっと気になる」

「心配だから見てほしい」

など、遠慮なくコバックにお問い合わせくださいね( ^∀^)


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