上田市・佐久市
2024/08/22
コバックニュース
皆様の大切なお車。
それが新車でも中古車でも、購入して納車をするときには誰もが「大切に乗ろう!」と思われるはず!
安全なカーライフを送るためには車検に合格することだけではなく、パーツを新しいものに交換したり、定期的にメンテナンスをすることが非常に重要です。
大切な愛車と少しでも長く走れるように、今回は法定点検やメンテナンスの重要性についてお話します!
一般的な自家用車の車検の有効期限は、新車登録から3年目が初回車検、以後2年ごとの更新です。
「新車の車検は3年目」と覚えておきましょう!
■車検の目的
車検の目的は、自動車が保安基準に対して問題がないかを適合し、安全に走行できる状態かどうかを【検査】することです!
そのため車検場は整備を目的としているのではなく、あくまで保安点検をする施設と覚えておいてください。
■車検の時にする整備
上述したように、車検時には国家資格を持った検査員が車検に合格する状態なのかを細かくチェックします。
その時オイル類やライト類、エンジンブレーキなどのパーツに故障や交換の必要がある場合は、整備やメンテナンスを施したのちに車検を受けるフローになります。
ここで注意したいのが『車検に合格した=車の全てが整備された ではない』ということです!
車を安心して運転し続けるためには、車検とは別に「法定点検」を受ける必要があります。
車検と法定点検の違いをざっくりと説明すると、
車検 :「保安基準に満たしているか」を確認
法定点検:「故障や不具合がないか」を確認
このようにそもそもの目的が異なるため、チェック項目も異なります。
次のセクションでは、車購入後から必要な「法定点検」についてお伝えしていきます!
法定12ヶ月点検は、道路運送車両法 第48条に定められた使用者の義務です。
車のエンジンやブレーキに異常がないか、外回りや足回りに故障・不具合がないかなど全27項目を検査します。
法定12ヶ月点検の詳しい内容はこちらのブログでも紹介していますので是非ご覧ください!!
12ヶ月点検って何?受けた方がいいの?▶https://mykobac.jp/news/20200916-843/
法定12ヶ月点検は期限を過ぎても罰則があるわけではないので、つい先延ばしにしたり忘れてしまう方もおられるかもしれません。
しかし「車検と法定12ヶ月点検では検査項目が違う」と覚えていただくと、事故を未然に防ぐために非常に重要な点検であると分かっていただけるかと思います!
法定24ヶ月点検は、通常は車検と同時に行います。
目的は法定12ヶ月点検と同様ですが、点検項目は56項目に増えて細かく点検が行われます。
不具合や異常の早期発見だけでなく、車検と同時に受けると別々で予約を取るといった手間も省けるため一緒に受けることをおすすめします。
■エンジンオイルの交換
エンジンオイルは車のエンジンを正常に動かすための、いわば「車の血液」です。
澄んだ黄色のオイルはだんだんと汚れて黒くなり、それを交換せずに放置すると燃費の悪化やエンジンの故障の原因にもなるのです!
オイル交換の料金・詳細はこちらでご確認ください!▶https://mykobac.jp/oil_change/
■タイヤローテーション
タイヤは前後で負荷のかかり方が違うため、タイヤの位置を変えずに走行していると偏った摩耗(偏摩耗)を起こしてしまいます。
乗り心地が悪くなったり、不安定な走行になってしまうのを防ぐため、タイヤの定期的な位置交換(ローテーション)が必要です。
ローテーションすることで摩耗具合が均一になり、タイヤが長持ちするメリットがあります!
★タイヤローテーション(位置交換)の方法はこちらのブログでも紹介しています!
タイヤの知識|タイヤローテーションとは▶https://mykobac.jp/news/20230113-1144/
■オイルエレメント交換
オイルエレメントは、エンジンオイルをろ過して綺麗にするためのフィルターです。
エレメント交換はオイルの交換と同時に作業するため「オイル交換2回に1回の頻度」と覚えておくとよいでしょう!
■ワイパーゴム交換
雨天時の視界を確保するために非常に大切な部品です。
まずフロントガラスの側のワイパー・ワイパーゴムは劣化や損傷でその機能を十分に果たさない場合、保安基準を満たさないと判断され車検で不合格になります。
損傷等がなくてもゴムがすり減っていると、拭きムラができて視界が悪化するリスクがありますし、ゲリラ豪雨や台風のような荒天時に「前が全然見えない!」となっては非常に危険です。
そのため1年または10,000kmごとの交換が目安と覚えておいてください。
■エアコンフィルター交換
夏冬を中心に活躍するカーエアコンも、フィルターが目詰まりを起こしていては効きが悪くなってしまいます。
そのほかフィルターの汚れを放置することでカビや不快な臭いの原因となるため、目詰まりを起こす前に交換しましょう。
■バッテリー
バッテリーの電圧は、通常時で12.5~12.8V、エンジン始動時は13.5~14.5Vが正常値と言われています。
大体2年・20,000kmを超えた車は通常時の電圧消費量が12.5V未満になることが多く、そうなったらバッテリーの寿命と考えて良いでしょう。
しかし温度の影響を受けやすい夏と冬はバッテリーの劣化が早まるため要注意です。
バッテリー内部の劣化は見た目では判断しにくいので、ここも定期的に点検してもらうことをおすすめします。
■冷却水
冷却水は車検時の検査項目には入っていないため整備不良と指摘されることはないのですが、冷却水はエンジンの熱を吸収してオーバーヒートを防ぐ役割を担っています。
不足していたり、漏れていたりすると検査員の方が教えてくれる場合もありますが、水温計や警告灯でも温度の確認は出来るため普段と違う表示が出ている場合はそのままにせず早めに対処しましょう。
いかがでしたか?
丈夫なボディとがっちりしたパーツの数々からは想像しにくいかもしれませんが、車の大部分は消耗品で出来ています。
定期点検とメンテナンスを適切に行うことで、次の車検にかかる費用を抑えられたり、お乗り換え時の査定額がアップする可能性もあり、メリットがたくさんあるのです!
大切な愛車に長く乗るために、車検だけでなく法定点検・メンテナンスもしっかり受けましょう!
ご相談はぜひコバックへどうぞ!
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