上田市・東御市・小諸市
2023/01/13
コバックニュース
自動車のタイヤには春夏用の『ノーマルタイヤ(夏タイヤ・サマータイヤ)』と冬用の『スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)』があり、東北地方や、関東地域の降雪地帯では年に2回必ず季節に合わせたタイヤへの交換があります。
タイヤ交換・車検・法定点検の際に、車屋さんから「タイヤの買い替えがオススメです!」と声を掛けられた経験はございませんか?
でも車屋さんから急にタイヤ購入を勧められても、予算のこともあるし、あっさり購入とはいきませんよね。
タイヤも消耗品なので必ず新品に交換する時は来ますが「思っていたよりも早く寿命が来てしまった・・・」
そのような事を防ぐ為に、タイヤを長持ちさせる方法があるんです!
まずはタイヤの役割について解説していきましょう。
◆タイヤは車と道路が接する唯一の部品。
(実は接している部分の面積はなんとハガキ1枚分なんです!)
◆タイヤには4つの重要な役割がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①荷重支持機能(支える)
車体、人、荷物を支える役割です。
重さに耐えながら走行します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②緩衝機能(和らげる)
走行中の路面の凹凸から衝撃を和らげます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③制動・駆動機能(伝える)
エンジンやブレーキの力を道路に伝え、車の走る・止まるの動作を行います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
④進路保持機能(転換・維持)
ハンドル操作の向きに進行方向を曲げたり、真っすぐ走らせたりします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この4つの役割を見るとタイヤの重要性をより感じられますよね!
大きく分けて2つの違いがあります。
◆見た目の違い
溝の深さ、細かさなど。
◆質の違い
使用されているゴムの質の違い。
この他、それぞれでの寿命にも違いがあります。
詳しくはぜひこちらのブログを参照してください!
タイヤには、車の走る方向に合わせて回転方向の指定があるものとないものがあります。
◆ユニディレクションタイヤ
走行性能を重視する「スポーツタイヤ」や、安心・快適性に特化した「コンフォートタイヤ」の中にはこの『ユニディレクションタイヤ』と呼ばれる、回転方向指定のあるものが使用されてます。
特徴として、溝やサイプの切れ込みが回転方向に合わせた斜め方向に入っており、グリップ力や排水性に優れています。
また、タイヤのサイドに『ROTATION』の文字と方向を示す矢印マークがあります。
タイヤの内側・外側を指定してあるものです。
タイヤの側面には『INSIDE』『OUTSIDE』の表記があり、勿論意味はそのまま内側は『INSIDE』・外側は『OUTSIDE』です。
ミニバン専用やスポーツタイヤに多く採用されています。
ではいよいよ本題のタイヤ長持ちの秘訣☝️それが『タイヤローテーション』です!
◆タイヤローテーション
普通乗用車・軽自動車には4つのタイヤがついていますよね。
簡単に言えば、そのタイヤを定期的に前後左右で場所を入れ替えること(ローテーション)を「タイヤローテーション」と言います。
でもただ闇雲に入れ替えればいいのではなく、ちゃんと入れ替えのポイントがあるんです。
地面に接地して回転するので必ず『摩耗』してきます。
その摩耗が全て均一とはいかず、前後左右で違ってきます。
また、道路状況やドライバーさん運転の癖などで著しく偏った摩耗が起こる『偏摩耗(へんまもう)』と呼ばれる現象も。
偏った摩耗は乗り心地が悪くなり、走行面でも不安定になるので危険です。
タイヤローテーションは、その偏った摩耗を防ぐ目的があります。
ここが長持ちさせるポイントでもあるんですね!
上記『タイヤの役割』の中で挙げた「回転方向指定」と併せて「FR・FF」といった駆動方式によってローテーションの順番が決まります。
●駆動方式
FFは「フロントエンジン・前輪駆動」
FRは「フロントエンジン・後輪駆動」
近年の国産車は殆どがFFとなります。
◆ユニディレクションタイヤのローテーション
方向指定されているユニディレクションタイヤの場合、左右交換は不可で、且つ駆動方式に関係なく『右前は右後・左前は左後』の前輪後輪タイヤでのローテーションのみとなります。
◆回転方向否定なし・FRのローテーション
右後輪→右前輪、右前輪→左後輪、左後輪→左前輪、左前輪→右後輪
と言った感じでローテーションします。
◆回転方向否定なし・FFのローテーション
右前輪→右後輪、右後輪→左前輪、左前輪→左後輪、左後輪→右前輪
と言った感じでローテーションします。
走行5,000キロごとを目安にローテーションすることをおすすめします。
特に近年主流のFF車は、FR車よりも前輪が摩耗しやすいので気持ち早めにローテーションするのがいいでしょう。
タイヤを長持ちさせる秘訣は、タイヤをローテーションさせて偏った摩耗を防ぐことだったんですね!
また、使い方や環境にもよりますが一般的なタイヤの寿命はこちら。
◆ノーマルタイヤ
5年 または 走行距離5万キロ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
◆スタッドレスタイヤ
3年 または 走行距離1~1.5万キロ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
◆スリップサイン
タイヤは残り溝の深さ1.6mm以上と決められており、『スリップサインが一か所でも出たら使用してはいけない』と法律で決められています。
もちろん、車検にも通らないので要チェックです!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
使用中のタイヤがこの寿命基準に達していたらローテーションではなく、買い替え交換をおすすめしています。
タイヤローテーション・買い替えのご相談もコバックにお任せください!
無料
ご予約・お見積もり・お問い合わせ
0037-6007-0466
【上田材木町店】受付時間:9:00~17:30
定休日:水曜日、第1・第3木曜日
※土日除く祝日は受付のみ