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【走行中のマナー】安全に運転するために

2024/03/21

コバックニュース

普段運転していて、特に気にしていなかった行動が実は「マナー違反」だった!

なんてことがあるかも知れません。

マナー違反ということは、交通ルールにも違反している・・・!?

今回はそんな『気になる運転中のマナー』に着目してみました。

走行中のマナー?それとも暗黙の了解?

運転中のマナーについて、いくつかのポイントを挙げてみましょう。

事故予防や安全のための走行マナー

1.交通法規を遵守する。

法定速度での走行、標識や道路交通情報の指示に従う

 

2.他のドライバーへの配慮。

十分な距離を保つ、譲り合いの気持ちを持つ

 

3.安全運転の確保。

ドライバーの体調管理、フロントガラスやミラーなど視界の確保、車のメンテナンスなど

 

4.駐車の際の注意と配慮。

迷惑駐車や無許可での駐車をしない、他人の敷地内には入らない、適切な車両間隔を取るなど

 

5.緊急車両や救急車通過時には優先通行させる。


これらは当たり前のことではありますが、運転に慣れてしまって無意識のうちに配慮に欠ける行動がでてしまってはいませんか?

また、人の心理として『運転になると車と周囲が自分の縄張りのような感覚になってきてしまったり、同乗者や周囲へ威嚇行動を取ることで自分を大きく見せようとするなどの心理が働く』ということが起こりやすくなるようです。

これは、煽り運転に繋がるかも知れない心理となっています。

詳しくはこちら【あおり運転と罰則】

 

煽る行為はしない!というのはもちろんですが、無理な割り込みはしない、合流地点では他車を入れてあげる、曲がる際にはウィンカーを出すなど基本的なマナーやモラルを守ることは事故防止にも繋がります。

安全運転の為のマナー

車間距離はどのくらいで保つと良いのか

車間距離は、前の車が急ブレーキ等で急停止してもぶつからない距離が必要です。

どのくらいが適切な距離となるのか?実際には多くの方は目測で車間距離を取っていますし、車は急に止まれません。

 

天候や走行状況などによっても変わってくるので、「車間距離は何m」といった規定はありませんが、60km/h以下で走行している場合は『走行速度−15』が適切な距離となるそうです。

例えば50km/hで走行している場合には、50−15=35となるので35mはあけておくことが望ましいと言えるでしょう。

 

走行速度が60km/h以上の場合は、速度と同じ数字の距離をあけることがよいそうです。

 

しかし、運転しながら前の車との車間距離を測るのって難しいですよね。

距離ではなく、時間で計測する場合には一般道では2秒以上、高速道路では3秒以上あけることが望ましいそうです。

測り方としては、何か目標物(ビルや看板・標識など)を決め、前の車がその目標物を通り過ぎてからゆっくり「1,2...」と数えます。

自分が目標物を通り過ぎるまでの時間が2秒以上であれば適切な車間距離と言えるでしょう。

数える際には「ゼロイチ・ゼロニ...」といったようにあえて「ゼロ」をつけることで数える速度が早くなり過ぎないように調整もできます。

 

【車間距離不保持違反とは】

わざと車間距離を詰めて前の車に恐怖感を与える行為を『煽り運転』と言います。

詳しくはこちらを参考にどうぞ

【あおり運転と罰則】

 

煽っているつもりはなくても、適切な車間距離を取らずに前の車に近づいて走行すると『車間距離不保持違反』となります。

■一般道での罰則(普通車)

===

反則金 6,000円

違反点数 1点

もしくは5万円以下の罰金

===

 

■高速道路での罰則(普通車)

===

反則金 9,000円

違反点数 2点

もしくは3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金

===

ヘッドライト・ウインカー・ブレーキ…最適なタイミング

■ヘッドライト点灯

ヘッドライトは日没の1時間前、あたりが暗くなる前に点けるのがよいとされています。

日没時刻は季節・地域によって誤差がありますが、大体17時〜18時頃となります。

今の季節では、17時30分が日没時刻となるのでその1時間前の16時30分頃からライトを点灯するようにしましょう。

暗くなる前にライトを点けるのは何だか抵抗がある・・・という方も多いので、実際には暗くなり始めてから点けていませんか?

「薄暮(ハクボ)時間帯」といって、日没の前後1時間の間を表します。

この薄暮時間帯は事故が多発し、昼間と比べて3倍以上にもなります!日が暮れないうちにライトの点灯で事故を回避していきましょう。

 

こちらも参考にどうぞ!

【秋は薄暮時間帯の交通事故に注意】

 


■ウィンカー

右折・左折の際には後続車や周囲への合図として、曲がる方向のウィンカーを出しますが、これは道路交通法でもしっかり定められている合図になります。

自動車学校でもしっかり学ぶ項目ですね!

[タイミング]

●右折・左折 曲がる地点の30メートル手前

●車線変更 変更する3秒前

ウィンカーを出すタイミングが早過ぎたり遅過ぎたりすると、周囲を混乱させてしまいます。

 

たまに出さずに曲がってくる方がいますが、それは『合図不履行(あいずふりこう)違反』となります!

逆に進路変更しないのにウィンカーを出しっぱなしにしている場合は『合図制限違反』となります。

 

『合図不履行違反・合図制限違反』罰則(普通車)

===

反則金 6,000円

違反点数 1点

===

 


■ブレーキ

ブレーキの踏み方やタイミング、これもドライバーさんによってまちまちになっています。

信号の場合

最初に信号を確認し、信号が赤に変わったことに気付いたら早めにブレーキペダルに足を乗せ、減速を開始する準備をしましょう。

ゆっくりブレーキをかけ、停止位置でしっかり止まれるようにしてください。

横断歩道や一時停止でも同じく、早めに減速し安全に止まれるようブレーキをかける事が大切です。

 

【急ブレーキ禁止違反】

故意に急ブレーキをかけることは道路交通法で禁止となっています。

罰則(普通車)

===

反則金 7,000円

違反点数 2点

===

嫌がらせ・煽り運転への仕返しなどで急ブレーキをかけるのはもってのほかです。

後続車や同乗者の迷惑にならないよう、急ブレーキはやめましょう!

他にも気を付けること

道路標識に従う、ミラーでの後方確認、死角にいる車や歩行者に注意するなど周囲の流れや状況をよく観察して『基本的な安全運転のマナー』を守りましょう。

暗黙のルールとして広まっている内容

対向車のパッシング

・警告や注意

・通過を促す

・挨拶

といった意味合いで1~2回ライトを点滅させる『パッシング』を行う事があると思います。

このくらいであれば違反にはなりませんが、悪質な嫌がらせによる過剰なパッシングやハイビームで視界を妨げる行為は『煽り運転』等の違反行為に該当します。

サンキューハザードやクラクション

道を譲ってもらった時に、ハザードを数回点滅させる「サンキューハザード」や、クラクションを一瞬だけ鳴らす行為は「ありがとう」という意思表示として一般的にも多く使われていますね。

実は賛否両論あるこの行動、本来の使用目的とは異なる使い方という点でも、違反にならないの?と疑問になる方もおられるでしょう。

直ちに「違反!」とはなりませんが、地域やドライバーさんの捉え方によっては「ありがとう」という意味にはならない場合もあります。

その事からも他のトラブルや事故を起こさないように、できるだけ会釈や手を挙げると言った行動でコミュニケーションを取る方が良さそうです。

暗黙のルールって違反にはならないの…?

上記でも挙げたように、直ぐに『違反』となる訳ではなく、運転する上でお互いの安全や配慮を考えマナー範囲内での行動であれば、使う方がスムーズな場合も多くあります。

しかしながら本来の使用目的とは異なる使用はトラブルの元だったり、それこそ違反行為に該当する可能性もありますので、交通ルールに従って使うようにしましょう。

お互い気持ち良い運転を心がけましょう

いかがでしたか?自分にとっては当たり前と思っている『暗黙のルール』も、場合によっては通用しなかったり、違反となってしまうのです。

一番安全なのは、やはり思いやりの気持ちと交通ルールに従って運転する事ですね。

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