上田市・佐久市
2023/03/09
コバックニュース
出かけようとしたら「エンジンがかからない」ちょっと焦りますよね。
エンジンがかからなかった場合、多くの方がまず最初に思うのは「バッテリー上がり」ではないでしょうか?
しかし、バッテリー上がり以外にもいくつか原因が挙げられます。
今回はエンジンがかからなくなる原因・対策をお話しいたします!
故障トラブル・操作ミスなど…様々な原因が考えられます。
その中で最も多いのが先程触れた「バッテリー上がり」なんです。
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その他、人為的なミスによる原因
・キーの電池切れ
・シフトがP(パーキング)に入っていない
・ブレーキを踏んでいない
・ハンドルがロックされている
・ガス欠
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故障やトラブルによる原因
・セルモーターの故障
・オルタネーターの故障
・ヒューズ切れ
などが挙げられます。
車の大事なエネルギーの源であるバッテリー。
バッテリーは走行しながら充電もしていて、車の各部位へ電気を供給しています。
そのバッテリー上がりにも大きく分けて2つの原因が。
原因① バッテリーそのものの寿命
バッテリーも寿命があり、使用環境によって大きく変化してしまうのですが、寿命は2~3年(4年)ほどとなります。
そして実はバッテリーは使用していなくても寿命がきます。
近距離の利用だけなどのいわゆる「ちょい乗り」をしていると寿命が短くなるのです。
例えばスマートフォン、使用していなくても充電量は減ってしまい長時間放置していると電池がなくなってしまいますよね。
それと同じことがバッテリーにも言えるのです。
原因② 放電
バッテリーの電気は、自動車を使用している際にオルタネーターという装置が発電したものを蓄電することによって得られます。
しかし、駐車場等で停車している際にライトをつけっぱなしにしている時は、電気を放電しているだけになってしまい、バッテリーが弱ってしまうのです。
コバックにもエンジンがかからないというご連絡がありますが、ヘッドライトやルームランプの消し忘れによるバッテリー上がりという事例も多くあります。
◆特に真夏・真冬はバッテリーが上がりやすい!
・夏場はカーエアコンが必須です。
カーエアコンの冷房はバッテリーの電気を利用している為、消費電力が多くなることでバッテリー上がりに繋がります。
・冬場は気温低下でバッテリーの性能が低下してしまい、電圧が下がってしまうことでバッテリー上がりに繋がります。
・キーの電池切れ
近頃の車は『キーフリーシステム』が多く、対応している鍵をスマートキーと呼びます。
車の施錠・解錠はスマートキーを持って接近、ドアに接触するだけでOK。
エンジンの始動はキーの差し込みが必要なく、ブレーキ+プッシュスタートボタンを押すだけという簡単な操作になっています。
そのためこのスマートキーの電池が弱っていたり、切れてしまうと反応しなくなってしまうのです。
・シフトがP(パーキング)に入っていない
国内では殆どの方がAT車を利用されていますが、AT車は誤作動防止のためにシフトがP(パーキング)もしくはN(ニュートラル)以外に入っているとエンジンがかからない仕組みとなっています。
・ブレーキを踏んでいない
こちら「そんなことある?」と思われるかも知れませんが・・・実際に筆者、初めてプッシュスタートエンジンの車に乗った時、何回ボタンを押してもエンジンがかからず困った思い出があります。
ただ「ボタンを押せばいいだけ」だと思っていたので、ブレーキペダルを踏むということが頭から抜けていたんです。
落ち着いて、これまでどのようにエンジンを始動させていたかを考え、身動きしてみてハッとしました。
・ハンドルがロックされている
エンジンが停止している状態でハンドルを動かそうとすると、盗難防止でロックがかかってしまいます。
ロックされた状態ではエンジンはかからなくなります。
・ガス欠
これはそのまま、ガソリン切れです。
エンジンもかからなくなるほどのガス欠は滅多にないかも知れませんが、給油はしっかり行いましょう。
長期間乗っていない場合だと、ガソリンだけでなくバッテリーやその他の機器の不調でエンジンがかからなくなっている可能性があります。
・セルモーターの故障
エンジンを動かすモーターなのですが、故障している場合「ガガガガガ・・・」「ガリガリガリ」といった、いかにも不具合がありそうな音が出ます。
・オルタネーターの故障
こちらは車の発電機であり、バッテリーの蓄電もオルタネーターで行っています。
オルタネーターの寿命は10年、もしくは走行10万キロと言われていますが、バッテリーと同じように走行状態によっては寿命が短くなってしまう可能性があります。
・ヒューズ切れ
車の電気系統に異常な電流が流れると、各パーツを守るためにヒューズが電流を遮断するようになっています。
ヒューズを交換することで再び通電され、エンジンもかかるようになりますが、逆を言えばヒューズが切れたということは何かしらの異常が発生したと考えられます。
そのため根本の原因を見つけて修理することが大切になります。
確認しやすいところですと、上記で挙げたバッテリー、そして人為的ミスの箇所になります。
バッテリー上がりであれば、ジャンピングケーブルを使って解消も可能ですが、バッテリーが劣化していることも考えて車屋さんで見てもらうことをおすすめします。
バッテリーに関してはこちらのブログもぜひ参考にどうぞ!
【あなたのバッテリーは大丈夫?車のバッテリーがあがる原因や寿命】
ガソリン切れの場合、給油に行くことができませんよね。
その場合にはロードサービスやJAF、日頃利用されている車屋さんに相談してくださいね!
また、ご加入の自動車保険でも特約としてロードサービスの手配が可能な場合がありますので、ご加入の保険内容を確認してみてください。
故障やトラブルによる原因の場合には、なかなか見分けられない・わからない方が多いでしょう。
人為的なものをチェックしてもエンジンが始動しない場合には、ガソリン切れの場合と同じくロードサービスやJAF、日頃利用されている車屋さんに相談してください。
ここはやはり、日頃の点検・メンテナンスが予防策となります。
愛車全体のチェック・お手入れすることで、エンジンだけでなく様々なトラブル予防になります。
そこでぜひ、法定12ヶ月点検をおすすめいたします!
こちらのブログも参考にどうぞ!
万が一のトラブルの場合には、お気軽にコバック上田材木町店・佐久平店へご相談ください。
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