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【冬シーズン必見】車のカギトラブル(スマートキー・イモビライザー・キーレスエントリー)

2025/01/16

コバックニュース

近年多くの車に採用されている「スマートキー」
カギを手動で回すことなく、ポケットやカバンに入れたままでも開錠からエンジン始動まで行えてとても便利ですよね。
しかし実は冬の寒い時期に「車のカギが効かなくて乗れない!」というお客様からのお問い合わせが少なくないのです。
今回は冬場にスマートキーが効かなくなってしまう原因と、もしそうなってしまったときの対処法をお伝えします!

寒い日…車のカギが開かない?! 焦った経験はありませんか?


便利なスマートキー・キーレスキー! …でも何が違う?

便利なスマートキーですが、「キーレスキー」や「イモビライザー」といった機能と混同されがちです。
ここでそれぞれの機能の違いを簡単にお伝えします。

 

★スマートキー
電波を使用してカギと車体が正しい組み合わせかを判別し、様々な機能を使える仕組みです。
正しい組み合わせであれば、カギを鍵穴に差し込まずに開錠したり、エンジンをかけることができます。
そして大半のスマートキーには【イモビライザー機能】という盗難防止機能が搭載されています。
これはキーの内部に記憶されたIDと車体IDが一致しなければエンジンが始動しないという仕組みで、合鍵を使った盗難を防ぐ機能として非常に有効です。

 

■キーレスキー(キーレスエントリー)
カギを差し込まずに車の開錠・施錠が出来るカギのことを指します。
こちらはエンジンを始動させる際、一般のカギと同様に実際に鍵を差し込む必要があります。

 

名前が似ているので間違えてしまいそうですが、「キーレスキーの進化版がスマートキーで、イモビライザーはスマートキーの機能」と覚えておくとよいでしょう。
次はこのスマートキーの操作がうまくいかない状況に陥ってしまった場合、どのように対処したらよいのかをお伝えします。

車のカギが開かない?! もしかしたら電池切れかも…

スマートキーはその便利さから急速に普及しましたが、いざカギが効かないトラブルに遭遇すると対応に困ってしまいますよね。
キーの効きが悪くなる原因の中で一番多いのが
「キーの電池切れ」です。

 

スマートキーはボタン電池が内蔵されており、多くの場合電池の使用状況がわかるランプがついています。
もしキーのランプが点灯しない場合は早めの電池交換が必要なのですが、実は
このボタン電池は寒さに弱く、冬の時期は特に消耗が激しくなるのです…。

 

ボタン電池を使用する際の適正温度は20度と言われており、 気温が5度以下の所で使用すると必要な電圧を出すために多くのエネルギーを消費してしまうため、電池の寿命が縮まるそうです。
そのため冬は特にスマートキーの電池切れに注意する必要があるのです。

車のキーの効きが悪いときは

まずは電池交換を試して!

スマートキーのボタンを押しても開錠/施錠が出来なかったり、何回か押してやっと効くなどといった症状の場合はまず電池切れを疑いましょう。
電池はボタン型のリチウム電池でコンビニやホームセンターで入手が可能ですが、念のため購入前に古い電池の型番を確認することをおすすめします。

 

■スマートキーの電池交換の方法
〈準備するもの〉
・新しいボタン電池
・マイナスドライバー
・プラスドライバー(キーの本体カバーがネジ止めされている場合)

 

〈注意点〉
電池交換は車外で行うのがおすすめです。
施錠された車内で電池交換をすると、もし正しく電池交換が出来ないまま車外に出た時にセキュリティアラームが動作し警告音が鳴る場合があるので注意しましょう。

 


 

【手順①】スマートキーからメカニカルキーを取り外す
スマートキーには、キー本体が故障した時などに使うの非常時用のカギ(メカニカルキー)が内蔵されています。
出先などでゆっくり電池交換している時間がない!という場合はメカニカルキーを使って手動で開錠しても良いですが、電池交換の際はまずはこちらを取り外します。

 

【手順②】本体の蓋を開け、電池を交換
外したメカニカルキーもしくはマイナスドライバーを、本体の蓋の合わせ目に当てて入れ込み蓋を開けて新しい電池に交換します。
キー本体もメーカーや車種により仕様が異なるため、小さなパーツを無くしたりしないよう気を付けてください。
電池が小さなツメで固定されている場合は、ツメが固いこともあるため折れないように力をかけながら外しましょう。

 

【手順③】元に戻して、動作確認をする
キー本体の蓋を閉めてメカニカルキーを差し込んだら元通りです。
交換が完了したら
動作確認を忘れずに!

 


 

万が一電池を交換しても開錠できない、効きが悪いなど改善しない場合は電池以外の別の部分に問題があるのかもしれません。
他に考えられる原因を次で紹介しています。

電池以外の原因と対処法

スマートキーの電池を交換したのに開錠・施錠が出来ない場合は以下を確認してみてください。

 

■半ドア状態になっていないか?
「キーのランプは点灯したのに開錠・施錠ができていない!」という場合は、車が半ドアになっていないかどうかを確認しましょう。
車は基本的に半ドア状態ではロックがかからない仕組みになっています。しっかりとドアを閉めてからキーが効くかを確認してみてください。

 

■電波干渉の可能性がないか?
近辺に発電所やテレビ塔、放送局等々強い電波を発生させる設備があると、電波障害が起こりスマートキーが正常に機能しない場合があります。

 

■バッテリーが上がっていないか?
車はバッテリーが上がると、車内外全ての電子機能が使えなくなるので当然スマートキーも使用できなくなります。
まずはエンジンがかかる状態にしなくてはならないので、ご自身で「ジャンピング」という方法で対処するか、コバックやロードサービスに連絡をしてプロに対応をしてもらいましょう。

 
→バッテリーが上がってしまったときの対応と注意点はこちらのブログでも紹介しています!

あなたのバッテリーは大丈夫?車のバッテリーがあがる原因や寿命▶https://mykobac.jp/news/20210118-1039/

非常用のメカニカルキー! 使う時の注意点

電池交換の手順でも触れたとおり、スマートキーには非常時用のカギ(メカニカルキー)が内蔵されています。
スマートキーが全く効かなくなってしまった場合でも、手動でドアの開錠・施錠が出来るので非常に心強いですよね。

 

しかしこのメカニカルキーを使ってドアを開けたとき、車種によっては警報音が鳴る場合があります。
知らないと驚いてしまいますが、これはイモビライザーの機能が正常に動作している証拠のため問題ありません。


車に乗れたらシフトポジションを「P(パーキング)」にして、ブレーキペダルを踏みながら、スマートキーのエンブレム部分をエンジン始動ボタンに接触させます。
その後ブレーキペダルを踏み込んだまま、エンジンスタートスイッチを押すと通常通りエンジンがかかります。
エンジンがかかれば警報音も止まりますので、慌てずに対処しましょう。

鍵トラブルはほぼ内臓電池が原因

電池交換の目安・タイミングは?

車の使用頻度や条件により変わりますが、スマートキーの電池の寿命は1~2年と言われています。
電池切れ防止のためにも、車検のタイミングで一緒に電池も交換することをおすすめします。

 

もちろん車検のコバックでもキーの電池交換を承っております!
万が一電池を交換してもスマートキーが効かないままの場合はスタッフが原因を詳しくお調べしますのでご安心を!

その他お車に関するお困りごとやご相談も、いつでもコバックまでお問い合わせください!

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