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上田市・佐久市

猛暑到来!紫外線から自分と愛車を守るには?

2023/08/07

コバックニュース

真夏に多くの方が悩む強い日差し(紫外線)による「日焼け」

皮膚に紫外線が当たると、身体の中のメラノサイトという色素細胞からメラニン色素(茶・黒色の色素)が作られ、皮膚を守るために表皮まで運ばれてきます。

これがあの日焼けの正体であり、茶色くなるのはメラニン色素によるものだったんですね!

人体への悪影響の例としては、日焼けが原因でのシミ・そばかすやシワ、そして紫外線アレルギー、皮膚ガンなどがあります。

そして紫外線は実は人体だけでなく車にも影響があるんです!

でも車の場合は色素細胞はないだろうし・・・一体どのような影響があるのでしょうか?

運転中や車そのものへの紫外線の影響・どのようなものがある?

「車の中であれば紫外線の影響は受けない」と思われそうですが、実は紫外線は光と同様に窓ガラスをすり抜けてきます

そのため車内でも紫外線の影響を受けることになります。

 

こちらはJAFによる紫外線カットのテストです。

【クルマに乗っていれば、日焼けしない?(JAFユーザーテスト)】

人へのダメージ

運転中の日差し、気になりますよね。

眩しい日差しは視界の妨げにもなりますし、特に夕方の西陽はまるでレーザー光線のようにドライバーへ打撃を与えてきます。

そして気付くと、手の甲や腕だけ日焼けしていたり・・・

 

筆者は昔、この運転中の日差しの影響で顔の頬からこめかみ付近にかけて湿疹のような謎の赤みが出た経験があります。

ずっと治らないので皮膚科を受診したところ、「運転中にずっと当たっている日差し(紫外線)の影響」と診断を受けました。

確かに症状が出ていたのは、運転席の窓側である顔の右側だけだったので「なるほど!」と納得しました。

 

お肌の弱い方や赤ちゃんにとっても紫外線はトラブルの元になりやすく、車内であってもできるだけ避けたいものです。

車にもいろいろなダメージが

さて、それでは車そのものにはどのようなダメージがあるのか?

紫外線の影響が出るのは大きく分けて次の3つあります。

 


①.ボディ

強い日差しを浴び続けていると、車のボディは色褪せや塗装剥がれなどが出る可能性があります。

何も対策を取らないままで年数を重ねると、購入当初のボディカラーとは明らかに変わってしまい、見た目が悪くなってしまいます。

紫外線による色褪せの影響を受けやすいカラーは・黒系で、逆に色褪せに強いのは白・シルバー・青系などの明るいカラーとなります。

 


②.ヘッドライト・樹脂パーツ

ボディカラー以外にも、ヘッドライトの黄ばみ・樹脂パーツの傷みも紫外線による影響が原因となります。

 


③.シート

シートも色褪せ・劣化が起きやすくなります。

特に革製のシートは紫外線や熱に弱く、デリケートなので要注意ですね!

運転手や同乗者を紫外線から守る

運転手や同乗者の紫外線対策は?

今の車は紫外線をカットしてくれる『UVカットガラス』も多く、日焼けしたくない・紫外線の影響は出来るだけ避けたいという方には嬉しいですよね。

近年では更にカット力を強化した『スーパーUVカットガラス』も採用されつつあります。

UVカットではないクリアガラスには、直接ガラスに貼る『UVカットフィルム』もあるのでこちらで対策可能です!

また、筆者は日焼け止めをしっかり塗ることと、サングラスそしてグローブも使用して対策しています。

 

先日、日除け対策としてサンシェードのブログ記事を紹介しましたが、こちらは運転中にはNGとなります。

フロントガラス・運転席・助手席側の窓ガラスの3つの部分には、法律で定められたもの以外は取付・貼り付け出来ないので、運転中は必ず視界を確保できるようにしなければいけません。

【車用サンシェードの役割。効果的な使い方って?】

 

赤ちゃんの紫外線対策は?

赤ちゃんや小さなお子様など後部座席での紫外線対策として有効なものとして、こちらもUVカットガラス・サンシェード・ブラインド・カーテンなどがあります。

サンシェードはチャイルドシートに取り付けるタイプもありますし、ロールサンシェードが装備されている車種もありますね!

UVカット・スモークフィルムを貼る場合は違反にならないように注意

窓にフィルムを貼る場合、色によっては違法となる可能性があります。

特にフロントガラス・運転席・助手席側の窓は、サンシェード同様に視界の妨げとなる色の濃いスモークフィルムはNG

『可視透過率』と言って、窓ガラスを通す光の割合70%以下となってしまうと車検に通らなくなります。

 

リヤガラス・後部座席にはこの指定がないので、色の濃いフィルムでもOKとなっています。

愛車を紫外線から守るには?

青空駐車が車に与える影響は?

駐車はできるだけ日陰や屋根付きの場所が望ましいですが、そうもいかない場合も多いでしょう。

『青空駐車』とも呼ばれる屋外の駐車では、紫外線の影響以外にも、雨や風・黄砂・花粉・ほこり、鳥のフンなどなど・・・気候や自然からのさまざまな影響を受けています。

ボディの劣化を進行させる原因となるものは意外とたくさんあるんですね。

車のダメージを軽減するためにできること

◆ボディカバー

車全体を包むボディカバーであれば、あらゆる外的要因から愛車を守ることができます。

ただ、車を動かす度にカバーの着脱が必要になるのが難点。

 

◆ガラス系コーティング

ボディの表面に薄くて硬い膜を張るイメージです。

施工することで、紫外線だけでなく、汚れを落としやすくしたりシミになるのを防ぎます。

まとめ

紫外線が強くなる季節は4月〜9月、時間帯では10時〜14時となります。

対策を取りながら快適なカーライフを過ごしたいものですね。

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