車検のコバック

上田市・佐久市

2023年1月4日から車検証の電子化スタート!

2022/12/09

コバックニュース

以前もブログにて紹介した『車検証の電子化』

↓↓ブログはこちら↓↓

【車検証の電子化|どうなる?】

 

いよいよ2023年1月4日から新規登録車・継続車の車検証が電子化となります!

電子化にあたり、どのような変更があるのか?メリットは?この辺りをご紹介致します。

車検証電子化の目的とは

現在、24時間365日ネットで自動車保有関係手続が行える「ワンストップサービス(OSS)」というシステムがあるのですが、車検証の更新はまだ紙で行われています。

車検証はA4サイズの紙媒体で、車検の際には必ず必要となるものです。

車検の検査後には、車検証を運輸支局にて内容を新しく更新してもらう必要がありました。

しかし電子化される事で、車検証の更新をWEB上で完了する事が可能となるので、わざわざ運輸支局へ赴く必要がなくなります。

車検を業者(指定工場)に委託した場合には、新しい車検証が手元に届くまで1〜2週間程かかる為、その間は仮の車検証「保安基準適合標章」(有効期限は発行から15日間)が発行されていました。

その待ち時間も短縮されるので

「車検証が届かない。もうすぐ仮の車検証の期限が切れるのに・・・」

というハラハラドキドキな不安も解消されることでしょう。

ユーザーにとっても、車検業者にとっても時間と手間がなくなるのはいいですね!

 

電子車検証特設サイトー国土交通省ー

電子化で変わるのは?

◆サイズ

これまでの車検証はA4サイズの紙媒体でしたが、電子化になると105mm×177.8mmサイズ(約A6サイズ)の厚紙になります。

免許証のようにお財布に入るサイズではないのが、ちょっと残念な気がしますね。


◆ICタグ

電子化のメインである、ICタグがつきます。

車検証の必要最低限の情報はこのICタグに記録されます。

この記録データをICカードリーダーで読み取ることで車検証の更新が可能になるようです。

アプリも導入

ICタグの記録データをPC、スマートフォンでも確認ができる『車検証閲覧アプリ』も導入が開始されます。

ユーザーや車検事業者側で車検証の情報確認・リコール情報確認・データ出力車検の有効期限のプッシュ通知設定などが可能になります。

プッシュ通知は車検有効期限60日前、30日前、期限1日後(期限が切れてしまったことをお知らせ)の設定ができるようです。

 

『車検証閲覧アプリ』ー国土交通省よりー

車検証電子化によるメリット・デメリット

冒頭でも触れたように、車検証の更新はスピーディーになりますし、アプリでデータ確認ができるのは今の時代に沿った便利な機能です。

ですが、必ずしもいいことづくしとは限りません。

メリット

①車検証の更新が楽になる

専用のカードリーダーで読み込むことで、車検証の更新が迅速に行えるようになります。

 

②情報管理

車検証の情報がICタグに記録されるので、『車検証閲覧アプリ』を使っていつでも情報確認、データ抽出(PDF)が可能になります。

車検証の有効期限もプッシュ通知でお知らせ設定ができるので、「うっかり車検切れ」の心配がなくなります。

 

③車に関係する手続きがオンライン上で完了できる。

OSS申請と併せて、車検証の発行も運輸支局への出頭が不要となり、これまでのような負担が軽減されます。

デメリット

①105mm×177.8mmサイズ(約A6サイズ)

なのでお財布には入らない。

 

②スマホの機種変後は『車検証閲覧アプリ』も再登録が必要となる。

現時点では機種変後のアプリのデータ引き継ぎ機能などは確認されていない為、もし機種変更した場合には再登録が必要となるようです。

 

③今のA4サイズ車検証は、2023年1月4日以降に受ける車検の後でないと電子化にはならない。

「電子車検証に変更してください」で簡単に変更できるものではないんですね。

この他のこれまでの車検証との違い

今のA4車検証は有効期限が紙面に記載されていますが、電子化になるとICタグに格納されるので、有効期限はアプリからの確認が必要になります。

また、この車検証電子化に伴いシステム管理が必要ということで、車検にかかる法定費用などが値上がりとなります。

金額に関しては確定次第お知らせ致します。

 

軽自動車の車検証電子化は2024年1月から

普通車は2023年1月4日から車検証電子化が開始されますが、軽自動車はもう1年先の2024年1月からの予定です。

軽自動車ユーザーは新しい電子車検証までもうちょっと待ちましょう。

 

ー軽自動車協会より『特定記録等事務委託制度』

軽自動車の納税証明書も電子化に!

これまで、軽自動車の車検の際には納税証明書が必要でした。

ですが2023年1月より、自動車税納付確認システムの『軽JNKS(ジェンクス)』の運用が開始されますので、軽自動車も納税証明がオンラインで確認可能となります。

これはユーザーにとって楽になりますね!

ですが、普通車同様に納税のタイミングによってはオンラインに反映されていないこともありますので、車検の際には注意が必要です。

詳しくはお住まい地域管轄の軽自動車協会事務所にお問い合わせください。

 

ー軽JNKS(ジェンクス)についてー

まとめ

時代に合わせて色々なことが変化していき、なかなか新しいシステムについていけなかったりとアナログ世代にとっては大変なことも多くなりました。

ですが、ユーザーにとってメリットが大きいものは有効活用していきたいですね!

より安心安全なカーライフを過ごせるよう、コバックでもお客様にお力添え致します!

車検・法定点検・メンテナンス等、車のことならコバックにお任せください!

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