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車の「冬によくあるトラブル」|対処法は?

2021/12/14

コバックニュース

もう師走!スタッドレスタイヤへの交換を終えた方も多い事でしょう。

これから本格的な冬を迎え、車にとっても低温下でのトラブルが起こりやすい季節となります。

降雪となると更にリスクも多くなるので、トラブル回避のためにチェック・メンテナンスを早めに行なっておきましょう!

今回は、冬場、車に起こりやすいトラブルと対処法をご紹介します。

バッテリー上がり

実はバッテリーは寒さにとても弱いのです。

気温が低いとバッテリー性能が低下してしまい、電圧が下がってしまいます。

また渋滞にはまった場合、エンジンの回転が少ないのに消費電力は多いのでバッテリー上がりに繋がります。

 


【バッテリー上がりを未然に防ぐには】

バッテリーの寿命は、約2~3年(4年)と言われています。

劣化のチェックはもちろん、バッテリー液の補充やこまめに車を動かして温めてあげることでバッテリー上がりを防ぐ事ができます。

 

《バッテリーの寿命が近づいた時のサイン》

・キーを回した時の「キュルキュル」という異音

・ヘッドライトが暗い

・パワーウィンドウの動きが遅い

・バッテリー本体の異常(バッテリーが膨らんでいる、液が減りやすい、端子付近に粉がふいている等)

しっかり調べたい方はコバックにお任せください!

バッテリーの点検も受け付けております!

 

また、いざという時の為にジャンピングケーブルを入れておきましょう。

バッテリー上がりによるジャンピングケーブルの使い方は、ぜひこちらのブログも参考にしてください。

【あなたのバッテリーは大丈夫?車のバッテリーがあがる原因や寿命】

タイヤのパンク

1年の中で約3〜4ヶ月間しか履かないスタッドレスタイヤは、春〜秋の保存状態が悪かったり、使用年数による劣化パンクやバースト(破裂)しやすくなるのです。

タイヤはゴムでできていますので、紫外線や日差しに弱く、そのような環境で放置していた場合は、いくらスタッドレスタイヤの溝が十分に残っていても劣化している可能性が高いと言えます。

また年中スタッドレスを履きっぱなしと言う場合も、使用年数による劣化や、空気圧が減っていたりでトラブルを起こしやすくなってしまいます。

降雪によるタイヤトラブルの可能性も侮れません。

雪に埋もれてまだ誰も通っていない道を走行する際に、釘など先の尖ったものに気づかず、その上を通ってパンクしてしまったり、側溝にはまってしまったり・・・

冬場はこうした事もパンクの原因となり得るのです。

 


【パンクを未然に防ぐには】

まずは今使用しているスタッドレスタイヤの使用年数や劣化具合をチェックしましょう!

①《溝の深さ》をチェック!

深さは新品時の50%になります。

50%の深さにはプラットホームと呼ばれる目安の凸がついています。

このプラットホームを探すために見る目印はタイヤの横の部分(サイドウォール)についています。

の形をしていますよ。探してみてください。

プラットホームが表面に露出したら寿命になります。

 

②《使用年数》をチェック!

タイヤの原料はゴムです。輪ゴムと同じように最初は柔らかくても時間が経つと固くなります。

そのため、使用年数をチェックをします。

 

タイヤの製造年週はタイヤの横の部分(サイドウォール)を見ると確認できます。

4桁の数字が刻印されています。

最初の2桁は製造週、最後の2桁は製造年を表します。

「3215」であれば、2015年32週目ということですね。

 

スタッドレスタイヤの寿命は3~4年と言われています。チェックをしてみてください!

 

そして、雪で埋もれたまだ誰も通っていない道や、知らない道は避けるようにしましょう。

雪が降ると渋滞しやすくなり、迂回する方も多くなりますがそういった場合に雪で埋もれたまだ誰も通っていない道、初めての道を通るのは要注意です。

ガラスのひび割れ、破損

冬場の朝の定番とも言えるのが、フロントガラスの凍結ですね。

ガチガチに凍りついて、ワイパーも動かない時にありがちなのが『熱〜いお湯』をかけてしまうこと。

これ、絶対NGなんです!

 

凍りついたガラスに熱いお湯(熱湯)をかけてしまうと、ひび割れしたり破損する可能性があります。

 

食器でもガラス素材には耐熱表示のあるものとそうでないものがありますよね。

耐熱ではないグラスにうっかり熱い飲み物を入れてしまうとひび割れてしまいます。

ガラス素材には『温度が上がると膨張する』という性質があり、熱いお湯がかかるとその箇所だけが急に膨張するので、温度差によって他の箇所とのバランスが崩れ、結果ひび割れてしまうのです。

 

では何度くらいまでのお湯なら大丈夫なのか?

これは一概にこの温度!というのはないのですが、お風呂のお湯(約38℃〜42℃)の温度以下であればひび割れの可能性は少ないでしょう。

稀に「60℃くらいなら熱湯じゃないから大丈夫でしょう」と思われる方もいるようですが、危険なので絶対にやめましょう。

 


【ガラスのひび割れ・破損を未然に防ぐには】

お風呂のお湯より熱いものは絶対にかけないことです。

凍っている場合は焦らず、エンジンをかけて暖房で温めたり、フロントガラス用の解氷スプレーを使用しましょう。

前もって降雪や凍結しそうな事がわかる場合はカーシートをかけておくものいいでしょう。

 

「どうしても時間がなくてお湯で溶かしたい!」という場合には、必ずお風呂の残り湯などのぬるま湯を使用するようにしてください。

ウォッシャー液の量、濃度

冬場に「ウィンドウォッシャー液を出そうとしたら、出てこない!」という経験はありませんか?

これはウォッシャー液が出てくるノズル部分が凍っている場合が多いのですが、ウォッシャー液そのものが凍ってしまうこともあります。

ウォッシャー液にも『夏用・冬用』が存在し、種類や濃度によっては低温下に対応していないものも。

ウォッシャー液の主成分はエタノールが多く、薄める割合で低温下でも凍らない濃度が異なってきます。

なので説明書に記載の対応温度に適していない割合でウォッシャー液を使用していると、いくら量を十分に補充していても凍って出てこなくなる可能性があります。

 


【ウォッシャー液の凍結を防ぐには】

普段からご自身の愛車で使用しているウォッシャー液の種類を把握しておくことと、主成分のエタノールは濃度が濃ければ濃いほど凍結しにくいので、希釈する際に説明書に記載の適応濃度を把握しておくことが大切です。

また、普段から氷点下になりやすい地域であれば、冬用のウォッシャー液の補充をオススメします。

「ウォッシャー液の種類や濃度がよくわからない」という方もご安心ください。

コバックでも補充可能です!お任せください!

まとめ

冬に多くあるトラブル、前もってチェックやメンテナンスすることで回避が可能です。

「これくらい大丈夫」とは思わずに、しっかりメンテナンスして安心・安全なカーライフを過ごしましょう。

今回ご紹介した内容に関してはもちろん、それ以外でもお車に関して何かお困り事がございましたら

コバック材木町店・佐久平店まで遠慮なくお気軽にお問合せください。




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