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家族の免許返納で困ったら。得する返納術から車の処分まで完全ガイド!

2025/04/17

コバックニュース

親御さんの運転、最近「ちょっと大丈夫かな?」と気になることはありませんか?
「そろそろ免許返納を考えてほしいけど…」と思っても、いざ本人にどう話せばいいか、言葉を選んでしまいますよね。
それに、返納後の生活のこと、手続きの手間、使わなくなった車のことなど、考え始めると心配事はたくさん出てきます。

 

この記事では、そんな免許返納にまつわる様々な「どうしよう?」を、解消するお手伝いをします。
免許返納をスムーズに進めるためのヒントが満載なので、ぜひ最後までお読みください。

親の運転が心配…あなたと同じ悩みを持つ人は年々増加


高齢者の免許返納の実態

高齢ドライバーによる事故への懸念などを背景に、運転免許を自主的に返納する高齢者が多くいます。
統計によると、特に75歳以上のドライバーによる返納が全体の約6割を占めています。
参考:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201804/3.html

 

しかし、車がなければ生活が成り立たない地域も多く、運転免許を持ち続ける高齢者も多数いるのが現状です。
利便性や生活の維持と、安全運転への不安との間で、返納をためらう方も少なくありません。

 

加齢に伴う身体能力や判断力の低下、家族からの勧め、ご本人への運転への不安などが返納のきっかけとなりますが、最終的な判断は個々の生活環境や考え方によって大きく異なります。
免許返納は、このように多面的でデリケートな問題と言えるでしょう。

スムーズな返納の進め方

免許返納、どう切り出す?家族で話し合うためのヒント

親御さんに納得の上で免許を返納してもらうためには、ご本人との話し合いが不可欠です。
話し合いで一番大切なのは、頭ごなしに否定せず、相手の気持ちを尊重することです。
長年運転してきた親御さんにとって、免許は単なる移動手段ではなく、自信や社会との繋がりの象徴である場合も少なくありません。
その上で、次のような点を意識すると、話し合いがスムーズに進みやすくなるかもしれません。


①タイミングと場所を選ぶ
リラックスできる時間帯を選び、落ち着いて話せる静かな環境を整えましょう。食事の後など、機嫌の良い時を狙うのも手です。

 

②「心配している」気持ちを伝える
「危ないからやめろ!」ではなく、「事故を起こさないか、お父さん(お母さん)のことが心配なんだ」という、家族としての愛情や心配の気持ちを素直に伝えましょう。

 

③家族みんなで伝える
兄弟姉妹など他の家族とも事前に話し合い、みんなが同じように心配していることを伝えられると、ご本人も聞く耳を持ちやすくなることがあります。
(ただし、複数人で一方的に問い詰めるような形は避けましょう)

 

④第三者の意見も借りる
家族の言うことは聞かなくても、かかりつけのお医者さんや、信頼している親戚・友人など、第三者からのアドバイスなら素直に受け入れられるケースもあります。

 

⑤代替案を一緒に考える
「返納したら不便になる」という不安に対して、「バスやタクシーを使ってみない?」「私たちが送迎するよ」「ネットスーパーも便利だよ」など、具体的な代替案を一緒に考える姿勢を見せることが大切です。

すぐに結論が出なくても、焦らず、根気強く、繰り返しコミュニケーションを取ることが重要です。

説得に効果的な支援制度とメリット

免許返納をためらう大きな理由の一つに、「車がないと移動が不便になる」という不安があります。
しかし、多くの自治体では、その不安を和らげるための支援制度を用意しており、これが返納への説得材料になることもあります。

 

これらの支援は、免許返納後に申請・交付される「運転経歴証明書」を提示することで受けられるのが一般的です。
内容は自治体によって様々ですが、生活の足となる公共交通機関の利用補助や、タクシー料金の割引などが多く見られます。
(※内容は変更される可能性があるため、最新の情報や詳細な条件は、必ず各自治体の公式情報をご確認ください)


■長野県上田市・佐久市において実施中の制度 ※2025年4月現在

長野県上田市: タクシー利用補助券(例:1万円分)
参考:上田市 タクシー利用補助券申請について(https://www.city.ueda.nagano.jp/soshiki/kotu/2174.html

 

長野県佐久市: 市内バス等で使える公共交通プリペイドカード(例:1万円分)
参考:佐久市 運転卒業サポート事業(https://www.city.saku.nagano.jp/kurashi/anzen_doro_kasen/henno.html


お住まいの市町村でも、独自の支援策を実施している可能性があります。
自治体のウェブサイト(「高齢者支援」「交通政策」「免許返納 支援」などのキーワードで検索)や、役所の担当窓口、地域の警察署などで情報を確認してみましょう。

 

こうした具体的なメリットを提示することで、「免許がなくなっても、移動手段が確保される」「むしろお得なサービスが受けられる」といった前向きな印象を与え、返納への心理的なハードルを下げられる可能性があります。

実際に返納された方の声

免許返納後の生活について、実際に経験された方からは、次のような声が聞かれます。

 

♦移動手段について
・車がなくなって最初は不安だったけど、バスや電車の時間に合わせる生活にも慣れた。
・市からもらったタクシー券が本当に助かっている。通院とか、ちょっとした買い物にね。
・息子や娘が気にかけて送迎してくれることが増えた。それはそれで嬉しい時間だね。

 

♦身分証明書について
・免許証がなくなるのは心配だったけど、『運転経歴証明書』がきちんと身分証明書の役割をしてくれるから大丈夫。
・免許みたいに更新がないから、手間がなくて楽だね。
・これがないと支援サービス受けられないこともあるから、返納するときに一緒に作ってもらって良かった。

 

これらの声からも、返納後の生活には変化が伴うものの、具体的な心配事に対しては様々な工夫や解決策があることが分かります。

具体的な返納手続きについて

免許センターでの手続き方法

運転免許センターでの自主返納手続きは、以下の流れで行います。
(警察署でも可能ですが、ここではセンターでの流れを説明します。)


①窓口で申告
免許センターの担当窓口(「免許返納」等)で「免許を自主返納したい」と伝えます。

 

②申請書記入
窓口で「運転免許取消申請書」を受け取り、必要事項を記入します。不明点は質問可能です。

 

③書類提出

記入した申請書と運転免許証を提出します。
(任意)経歴証明書申請: 希望者は同時に「運転経歴証明書」も申請できます。別途申請書、手数料、写真が必要です(詳細は次項)。センターでは即日交付の場合もあります。

 

④手続き完了
書類に不備がなければ完了です。ただし、混雑時は時間がかかるため、余裕を持った訪問がおすすめです。
※手続きの詳細や受付時間は、地域の運転免許センターにご確認ください。

必要書類と注意点

手続きに必要な主な書類と、特に注意すべき点は以下の通りです。

 

【主な必要書類】
■返納手続き
① 運転免許証(有効期間内)
② 申請書(窓口で入手・記入)
③ 印鑑(認印 ※地域により不要な場合あり、要確認)

 

■運転経歴証明書も申請する場合(上記に加え)
④ 交付手数料(※金額は申請する都道府県にご確認ください)
⑤ 顔写真(縦3cm×横2.4cm、6ヶ月以内撮影 ※センター申請時不要の場合あり)

 

【特に注意すべき点】
☆当日は運転NG: 返納後は即運転不可となります。手続きには公共交通や送迎で行きましょう。
・代理申請: 本人が窓口に行けない場合のみ可能です。ただし条件や追加書類(委任状等)は地域差が大きいため事前確認が必要です。
・地域差の確認: 印鑑要否や代理条件は、地元の警察・免許センターに確認を。
・取消通知書: 再発行不可のため、交付されたら紛失しないよう保管しましょう。
・経歴証明書申請: 返納後5年以内なら後日申請が可能です。

返納後、車はどうする?具体的な流れを解説

車を売却する場合

免許返納などに伴い車を売却する場合、一般的な流れと必要書類を知っておくとスムーズです。


【車売却の基本的な流れ】
①業者を選んで査定を申し込む
まず、信頼できる買取業者を探し(選び方は後述)、車の状態を見てもらう査定を依頼します。

 

②査定額の提示と条件確認
業者が車をチェックし、買取価格を提示します。金額や引き渡し条件などに納得がいくか確認し、合意すれば契約に進みます。

 

③必要書類を用意する
売却に必要な書類(車検証、印鑑証明書など、下記参照)を準備します。

 

④売買契約と車の引き渡し
正式な売買契約書にサイン(押印)し、取り決めた日時に車本体と必要書類を買取業者に引き渡します。

 

⑤名義変更手続きと入金確認
車の名義変更は通常、業者が代行してくれます。手続き完了後、指定した口座に買取金額が振り込まれるのを確認します。


【主な必要書類(普通自動車の場合)】
・自動車検査証(車検証)
・印鑑登録証明書(有効期間注意)
・実印
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
・(場合により)自動車税納税証明書

 

※譲渡証明書・委任状(業者が用意する場合が多い)には実印で押印。
軽自動車やローン残債がある場合等は必要書類が異なるため、必ず売却先に確認を。

 

次に、スムーズに進めるポイントを解説します。

スムーズに進めるポイント

車の売却手続きをスムーズに進めるために、以下のポイントを意識しておくと良いでしょう。

 

■免許返納”前”に動き出すのが理想
最も重要なポイントの一つです。免許を返納してしまうと、自分で車を運転して査定に持ち込んだり、引き渡し場所へ移動したりすることができなくなります。
売却を決めたら、返納手続きをする前に査定や契約を進めるのがスムーズです。

 

■必要書類は早めに準備
前の項目で挙げた車検証や印鑑証明書などの書類は、いざという時にすぐ出せるように、早めに揃えておきましょう。
特に印鑑証明書は有効期間(通常3ヶ月程度)があるので注意が必要です。

 

■車内外をきれいにしておく
査定時の印象は意外と大切です。洗車や車内清掃をしておくだけでも、大切に乗ってきたというアピールになり、査定士の心証が良くなる可能性があります。

 

■契約内容やスケジュールをしっかり確認
売買契約書の内容(金額、支払い時期、引き渡し日、名義変更の担当など)は、サインする前によく確認しましょう。
不明な点は遠慮なく質問し、双方納得の上で進めることがトラブル防止につながります。

 

これらの準備と確認を丁寧に行うことで、安心して車の売却を進めることができるはずです。

まとめ・信頼できる専門店選びを!

ご家族の運転への不安から始まった免許返納。
話し合いや支援制度の確認、そして返納手続きと、様々なステップがありました。
無事に免許を返納され、運転経歴証明書を手にすればひとまず安心されることと思います。

 

そして大切に乗ってきた愛車を売却するなら信頼できるお店に任せたいですよね。
車検のコバックでも、もちろん車の買取を行っています。
免許返納後の車の売却をご検討でしたら、まず車検のコバックへ、どうぞお気軽にご相談ください。

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