上田市・佐久市
2024/10/23
コバックニュース
「車から変な音がする…」なんて、経験のあるないに関わらず怖い現象ですよね。
車から聞こえる音は問題のないものもありますが、異常を知らせる音も多く存在します。
故障かな?そのまま運転していて大丈夫なの?とパニックにならないよう、今回は車から聞こえる音と対処法についてお伝えします!
エンジンの動く音やタイヤが路面を走る音など、車から聞こえる音ってたくさんありますよね。
そのため「車から音がする」といっても、通常の問題がない音であることも多いです。
しかし車から「普段は聞かない音がする」という場合は要注意!
車の音に違和感を感じた場合はどこかが故障しているか、あるいは故障の前触れである可能性があります。
運転中の場合は車のどの部分からどんな音が出ているのかを確認し、安全な場所に停車しましょう。
車から普段と違う異音が聞こえる=100%故障!というわけではありません。
エンジンオイルや冷却水の不足が原因で音がする場合もあります。
■異音の種類と考えられる原因
アクセルを踏むと【カラカラ・ゴロゴロ】
→エンジンオイルの不足・劣化
エンジンオイルは、エンジン内のギアなど金属のパーツを潤滑に動かす役割を担っています。
そのオイルの不足や劣化が原因で、エンジン内部から重たい「カラカラ・ゴロゴロ」という音が聞こえることがあります。
新しいオイルへの交換や燃料添加剤の投入で改善することが多いので、慌てずに車屋さんやロードサービスに連絡・相談しましょう!
走行中【カンカン/キンキン】
→ 冷却水の不足
この場合は冷却水の不足により、エンジンがオーバーヒートを起こしている可能性があります。
冷却水の補充で解決すれば良いのですが、もし本当にオーバーヒートを起こしていれば事故に繋がる危険な状態です。
この場合もすぐに車を停めて専門家に連絡をしましょう。
ここでは車から聞こえる異音の中でも故障の可能性が高いものと、その原因を解説します。
いつ、どんな音が出たのかを整備士さんに説明できれば点検もスムーズに進むので、落ち着いてよく聴いておきましょう。
■ブレーキを踏むと「キーキー」「シュー」
→ブレーキパッドがすり減っている
ブレーキパッドは、摩擦でタイヤの回転を抑制し車を減速・停止させるための装置です。
すり減ると意図的に音を鳴らす仕組みになっていて、音の鳴る状態で交換せず放置しているとブレーキが効かず、大事故に繋がる恐れがあります。
「ブレーキを踏んだとき」に音が聞こえる場合はこの可能性が高く、ブレーキパッドの交換が必要です。
■エンジンから「ポコポコ」「パスンパスン」
→点火プラグ・シリンダーがうまく動作していない
点火プラグとシリンダーはどちらもエンジンを動かすのに重要な部品です。
異音が鳴る状態を放置するとエンジンが十分に動かなくなり、加速や燃費に影響が出てきます。
そのまま走りつづけるとエンジンが失火してしまう恐れもあるため、異音が確認出来たらすぐに専門家に見てもらいましょう。
■エンジンから「カタカタ」「ガラガラ」
→ウォーターポンプの故障
高速走行時にこのような甲高い音が聞こえる場合、エンジンを冷却するウォーターポンプ、もしくはそのベアリング部分が故障している可能性があります。
走行を続けるとエンジンが冷却されずにオーバーヒートの原因となってしまうため、これも部品の交換が必要になります。
■マフラーから「バラバラ」「パン」
→マフラーの破損による排気漏れ
マフラーの錆で腐食が進み穴が開いてしまったか、マフラー本体の破損によって排気漏れを起こしていることが疑われます。
マフラーが音を出して車の排気を行うのは普通のことですが、「音が普段より大きい…?」と感じる場合は排気系のトラブルの可能性があるので早めに専門家に相談しましょう。
■走行中、「バキッ」「ゴツン」
→デフの故障
デフとは左右のタイヤの回転差を制御する装置です。
故障すると異音の他に、カーブを曲がるときの回転数が調整できず詰まるような感じがすることがあります。
原因としてはデフオイルの漏れや劣化、デフ内のベアリングの異常等が考えられます。
デフオイル交換で解決すれば費用は数千円で済むかもしれませんが、部品交換となると10万円を超えるケースもあります。
ここまで異音の原因はある程度予測が出来ることをお伝えしてきましたが、最終的には専門家による診断・修理が必要になります。
すぐに車を点検してくれる整備場が近くにないときはロードサービスを利用して整備場まで運んでもらうことも出来るので、各拠点と連絡が取れたら焦らずに状況を伝えるようにしましょう。
車のどこからどんな音がするのか確認したあと、自走できる状態の場合は整備工場や修理工場などで点検をしてもらいましょう。
混み具合で飛び込みの受け付けが難しい場合もあるため、事前に連絡しておくことをおすすめします。
営業時間や混み具合などにより整備工場への持ち込みが難しい場合や、そこまで自走するのが不安ということもあると思います。
その場合はJAFや加入している自動車保険(任意保険)のロードサービスに連絡しましょう。
オペレーターに症状や状況を伝えると電話で適切に指示をしてくれたり、駆け付けた業者に判断を仰ぐこともできます。
個人での判断は大きな事故に繋がることもあり危険ですので、「ロードサービスを呼ぶほどの症状か分からない…」と判断に困る場合もとりあえず問い合わせることをおすすめします。
JAFのロードサービスは会員のみでなく誰でも利用することが出来ます。
受けられるサービス内容を知っておくと、いざというときに冷静に連絡できるかと思いますのでぜひ読んでみてください。
■JAFのロードサービス内容はこちら▶
車のパーツの故障は数千円の交換作業で済むものも多いですが、車の重要な部分の修理が必要となると数十万円かかってしまう場合もあります。
「走行距離が10万kmを超えそう」「そろそろ乗り換えしようかと思っていた」という場合は、修理をするよりも車の買い替えを検討してみてもよいでしょう。
今回は車から聞こえる異音の種類と、取ってほしい行動について紹介しました。
しかし、実際には異音に気づいてはいても車のどこから鳴っているのか分からなかったりしますし、「走ってるうちに直るんじゃないか」と思ってそのままにしてしまう方も少なくありません。
しかし今一度認識していただきたいのは「異音は車の悲鳴」だということです。
もしもエンジンや足回りなどが故障していたら、走行中の大事故に繋がる恐れがあり大変危険です。
大きな音でなくとも、普段聞き慣れない音がしたら一度点検をしてもらってください。
プロの整備士は故障を見つけて直してくれますが、車の変化に一番気づきやすいのは毎日その車に乗っているあなたです。
車からのSOSをそのままにせず、違和感を感じたらすぐに専門家に相談しましょうね!
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