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リコール制度って?リコール対象だった時はどうすればいい?

2024/04/26

コバックニュース

自家用車を所持していて、愛車の『リコール』対象のお知らせが来るとちょっと焦りますよね。

『リコール』『故障・不具合がある』『危険!』というイメージから、正直お知らせが来るといい気持ちはしませんね。

しかし運転するにあたって、とても大切なお知らせになります。

今回は『リコール』に関してお話ししていきます!

リコールって何?

◼︎『リコール』とは

製品やサービスに何かしらの不具合・問題が発生した場合に、製造・販売業者が消費者に通知し、対象となる製品やサービスの交換や修正を行う事です。

不具合が確認された商品をそのまま使い続けてしまう事で、事故やトラブルなどの被害拡大を未然に防ぐという目的があります。

リコールは食品・衣料品・電化製品・医薬品など私たちが消費者として使用する様々な製品が対象となります。

 

例として、2005年に発生したFF式石油暖房機による一酸化炭素中毒事故でのリコールはご存知の方も多いでしょう。

こちらは事故の犠牲者も出ている為、当時はメディアにも大きく取り上げられました。

今でも対象の商品は回収しきれていないそうで、継続してリコールの声かけが行われています。

 

リコールに関してはこちらも参考にどうぞ▶️▶️▶️【消費者庁のリコール情報サイト】

リコール制度とは

自動車のリコール制度について ー国土交通省よりー

『リコール制度とは、設計・製造過程に問題があったために、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前届出を行った上で回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度です。』

もし何か不具合箇所が見つかった場合には、回収・修理をしますという事ですね!

前述したように、自動車のリコール制度も所有者の安全最優先で、トラブル回避・迅速対応で被害拡大を未然に防ぐ目的があります。

愛車がリコール対象かどうかってどうしたらわかる?

先ずは自動車メーカーがWEBサイト上にリコール情報を公開します。

近頃ではニュースでも配信されるので、「あ!自分の車がリコール対象かも!」と気づく方も多いでしょう。

次にメーカー側から、リコール対象となっている車種を所有されている顧客へリコール通知をハガキ・電子メール等で送付します。

通知の内容には、対象車種・リコールとなった不具合のある箇所・対応方法(修理・交換等)が記載されています。

 

この他にご自身の愛車のリコール情報をチェックするには、WEB検索や自動車販売店・ディーラーに問い合わせる方法や、国土交通省には専用の確認ページもございます。

国土交通省▶️▶️▶️【自動車のリコール・不具合情報】

リコール対象だった場合の流れ

リコール対象車になった場合の流れ

まずはメーカー・ディーラーからのリコールのお知らせ内容を確認します。

ブレーキ・エンジン回りなどのリコールは、事故に繋がりやすく危険性が高い箇所になるので、できるだけ早急に対応が必要となります。

なので、もしもリコールのお知らせが届いたら、必ず内容確認するようにしましょう!

 

リコール箇所の部品交換・修理をしてもらう必要がありますが、どこでもできるという訳ではありません。

リコールの対応はどこでやってくれる?

実はリコール対応は、『自動車整備をやっているお店ならどこでも受け付けてもらえる』という訳ではないんです。

基本的にリコール通知元のメーカー・ディーラーでの対応となります。

「ディーラーは利用したことがない」「近くにディーラーがない」という方もおられるでしょう。

そういった場合には、車検やメンテナンスで普段から利用している車屋さんに相談しましょう!

 

民間の自動車整備工場の場合、一部メーカーやリコールの内容によっては対応できるものもありますが、前途したように基本的にディーラー対応となります。

ですが車屋さんの方で一旦お車をお預かりして、そこからディーラーに持ち込みリコール対応してもらう事が可能な場合もあるので、困ったらは先ずは車屋さんに相談ですね!

リコールに費用は発生するの?

リコールの場合の費用は発生しません。

部品交換・作業費用はメーカー負担の無償対応となります。

リコールはいつまでに対応すればいい?

リコールの対応期限について

リコールには期限はありません。

リコール対応は使用者を守るメーカーの義務なので、いつでも対応をしてもらう事ができます。

リコール非対応の場合は車検に通る?

リコール箇所が車検に関わる箇所の場合、非対応だと車検に通らなくなります。

「もうすぐ車検だし、ついでにリコール対応もしてもらおう」

と思っていつもの車屋さんにお願いしたら、対応できないと言われてしまった!という場合もあります。

基本的に民間車検整備工場では、リコール箇所の部品交換・修理は行うことはできないので事前にディーラーで対応してもらう必要があるからです。

もしもリコールのお知らせと車検時期が重なってしまった!という場合には、まずはディーラーや車屋さんに相談しましょう。

中古車の場合のリコールはどうなる?

中古車もリコール対象になるの?

リコールは新車・中古車関係なく対象となります。

中古車がリコール対応済みかを確認するには

ディーラーや購入した販売店に確認しましょう。

ですが、ディーラー以外の中古車販売店にはリコール対応の義務はない為、確実なのはメーカー・ディーラーでの確認となります。

もしもリコール非対応だった場合には、ディーラーにて対応を依頼しましょう。

まとめ

リコール対応の受け入れは、通知直後は混み合っていてなかなか予約が取れない事もあります。

また、お引越しなどで住所変更があった場合には、車検証の登録情報も変更しておきましょう!変更しておかないとリコール通知が届かない可能性があります。

愛車に長く乗る為にも、日頃からしっかりメンテナンスして安心・安全なカーライフを過ごしましょう。

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