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ドライブ・運転の敵…「車酔い」はどうしたらいいの?

2024/03/07

コバックニュース

楽しいドライブの大敵「車酔い」。経験のある人ならその辛さはお分かりかと思います。
筆者もその一人ですが、実は車酔いは対策すれば症状が和らぐ可能性が高い症状なのです!
どうして車に酔ってしまうのか?どうしたら酔いにくくなるのか?「体質だから仕方ない」と思っている方も、あきらめずに一緒に対策を考えていきましょう。

「車酔い」はなぜ起きる?


どうして車に酔ってしまうのか

車酔いのほとんどは、【自律神経の異常な興奮】により起こるといえます。

内耳にある三半規管耳石器(じせきき)は体の平衡感覚をつかさどる器官で、三半規管は体の回転を、耳石器は直線方向の動きを感知します。
これらの器官に入ってくる情報が脳に伝わることで、体のバランスを保つことができるのです。
しかし、乗り物による揺れや加減速が頻繁に起きることで器官からの情報が多くなると、脳が情報を処理しきれず混乱してしまいます
その結果一時的な自律神経の乱れが起き、車酔いに繋がってしまうのです。

 

【車酔いに繋がってしまう、よくある要因】
●急発進や急ブレーキ、山道などの走行で車が揺れやすい状態にある
●揺れる車内でスマートフォンを使用したり、読書をする
→車の揺れで体は動いているのに、目は別の一点を見ているという感覚のズレが脳の混乱を引き起こしてしまう
●空腹・満腹の状態で乗車する
●油分の多いものを食べた後に乗車する

どんな人が車酔いしやすい?

自律神経が不安定な思春期は特に酔いやすい傾向にあり、小学校高学年~中学生・高校生くらいでピークに達します。
大人になっても酔う人は、精神的なストレスで自律神経が乱れてしまっている可能性もあります。

また、男性に比べ女性の方が酔いやすく、理由は女性は血圧が下がりやすいためだそう。
血圧の変動は自律神経と深く関わっていることが研究で分かっているのです。

仕事・プライベートなど車の運転が多くなる季節

3月から4月にかけた春の時期は、冬に比べて車の運転が多くなる季節。
だんだんと暖かくなり外出しやすくなりますし、進学や就職を控えて免許を取った初心者ドライバーや、春休みで旅行者が増えることも起因していますよね。
自分は運転しなくとも車に乗る機会が自然と増え、初めての道や旅行先の車中で酔ってしまう人が多いのです。

車酔い初期症状と主な原因

車酔いのよくある初期症状

車酔いの初期症状はめまい生あくび生つばなどがありますが、この段階では車に酔ったと自覚できない方がほとんどです。
次に頭痛や吐き気が起こるようになります。顔が青白くなってしまうのもこれくらいの段階です。
悪化すると嘔吐を引き起こし、それが繰り返されると
脱水状態に陥るため危険な状態に。
特に車酔いしやすいお子様は、あくびを頻繁にしていると感じたら一旦停車して休憩するなど早めに対策してあげましょう。

寝不足など不調だとなりやすい

睡眠が足りていなかったり、疲労が溜まっているときは自律神経が乱れやすくなるため注意が必要です。
長距離ドライブや旅行の前日は早めにベッドへ入り、翌日まで疲れを残さないようにしましょう。
当然ですが、明らかに体調が悪い場合の長距離運転・ドライブは
厳禁
途中で帰ろうにも自宅から離れた場所では帰宅は困難ですし、辛い時間が続くだけなので無理をしてはいけません。

車内の不快なにおいが原因になる事も

よくある車酔いの要因となるのが車内のにおい
日本トレンドリサーチとハル・インダストリによる調査では、車酔いをしたことがある男女1934人ににおいが原因で車酔いしたことがあるか聞いたところ、62.3%が「ある」と回答しました。
具体的なにおいの原因としては、ガソリン・たばこ・サービスエリア等で購入した食べ物の残り香などが挙げられました。
車のドアや窓を開けて定期的に
換気を行うことや、同乗者にたばこを吸わせないようにするなどそれぞれ対策をすることが大切といえます。

車酔い対処法&車内にあると良いモノ

車酔いかなと思ったらどうしたらいい?

車に酔わないために当日までの体調を整えることはもちろん重要ですし、酔いやすい人は事前に酔い止め薬を飲むことも効果的です。
ですが体調が良くても備えていても、酔って気分が悪くなってしまうことはありますよね。辛い症状を早く和らげるために効果的な方法を紹介します!

 

●スマートフォンの使用や読書などをしている場合はすぐにやめ、遠くの景色を見る
●すぐに降車できる場合は、車を降りて新鮮な空気を吸う
●窓を開けて車内を換気する
●きついベルトやネクタイなどは緩め、なるべく体が衣服で締め付けられない状態にする
●厚着をしない
●近くのサービスエリアやコンビニ等に寄れる場合はトイレを済ませる
●気分が悪いことを我慢せずに運転者・同乗者に伝え、降ろしてもらう

あると安心!車酔い対策グッズ

いざという時の為に、車内に用意してあると安心なグッズを紹介します!

●使い捨ての嘔吐袋
気分がどうしても悪い場合は、吐いてしまった方が楽になります。使いたくはないかもしれませんが車内にあるだけで安心できますよね。


●飴やガム、チョコレートなど
唾液の分泌を促す三半規管が正常に機能することを手助けします。唾液の出やすくなる梅のお菓子等もおすすめ。  


●指圧リストバンド
手首にある内関(ないかん)というツボを刺激するリストバンドです。効果には個人差がありますが、乗り物酔いの他につわり等の吐き気を軽減する働きもあります。

まとめ

正しく対策して、ドライブを楽しみましょう

いかがでしたか?
車や船など乗り物酔いをしやすい人も、原因を理解すると気分が悪くなる前に対策ができるのではないでしょうか。
スマートフォンの使用を控えたり、体調に違和感を感じた場合は遠慮せずに車から降ろしてもらうなどして、症状がひどくなる前に対策しましょう!


お子様のいる家庭では、お子様が自分で不調を伝えるのは難しいかと思います。
走行中も元気があるか気にかけ、楽しいお話や歌を歌って気を紛らわせてあげることも効果的です。
みんなで楽しく快適なドライブができるよう、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!

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