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落ち葉に注意!秋の運転に潜む危険

2023/10/27

コバックニュース

タイヤが滑る「スリップ」は、雨や雪・凍結路が主な原因となっていますが、実は他にもこの季節特有のものが原因となる事があるんです。

それは『落ち葉』

落ち葉によってなぜスリップしてしまうのか、また、スリップ以外の落ち葉が車へ及ぼす影響なども調べてみました!

落ち葉がスリップ事故の原因に

行楽の秋!これから紅葉が綺麗な季節になり、ドライブがてら紅葉狩りに行く方も多いと思います。

そんな中で、実は落ち葉もスリップの原因になり得るという危険が潜んでいるんです。

なぜ、落ち葉がスリップの原因になるの?

落ち葉には油分が含まれており、それが表面に滲み出てくることで滑りやすくなります。

特に夜露で濡れると葉っぱの油分が水分によって分解され、表面に滲み出てくるのだそう。

確かに、歩いている時でも葉っぱを踏んで滑ったりすることがありますよね。

特に濡れた落ち葉は、雪道くらい滑る

夜露によってよりツルツルコーティングされた落ち葉は、雪道や凍結路並み、いえそれよりも滑りやすくなるんだとか!

特にイチョウの葉は油分が多く含まれているのでとっても滑りやすくなります。

落ち葉が多い道を通過する時に気を付ける事

減速して安全運転

散らばっているものを避けるのはほぼ不可能ですので、ここは無理せず徐行しましょう!

バイク・自転車などの転倒も

行楽シーズンで山道など狭い場所ではすれ違いも大変です。

その際に、バイクや自転車走行の方が対向車を避けようとしてスリップしてしまう事も!

狭い道や落ち葉がたくさんある場所では、バイク・自転車から降りて引いて歩く方が安全です。

側溝が隠れていて落輪することも

紅葉の季節には、落ち葉が絨毯のように積もり敷き詰められます。

それはそれで綺麗ですし、歩きたくなったりしますよね。

しかしそのような場所ほど『落ち葉トラップ』が潜んでいるんです。

山道や、普段はあまり通らない林道にある『側溝』『陥没』などがこの時期に降り積もってくる落ち葉で隠れてしまいます。

一見、ただ落ち葉があるだけで何もないように見える状態に。

そのため知らずにその上を通ってしまい、『脱輪』『車体を擦って傷つけてしまう』という事故が起こりやすくなります。

 

また余談ではありますが、落ち葉に隠れている危険なものとして『スズメバチの巣』『古井戸』もあります。

むやみやたらにモリモリの落ち葉の上を通るのは控えた方がよさそうですね。

スリップ・落輪以外にも?落ち葉の車への影響

公園などの駐車場に駐めて、戻ってきたらフロントガラスに落ち葉が積もり、ワイパーの間やいろんな隙間に葉っぱが挟まっていて取りにくい・・・という経験ありませんか?

ちまちま取らないといけないのがちょっと手間ですよね。

 

また、落ち葉は泥汚れなども付いているので車体への悪影響は他にもありそうです。

下回りや塗装への汚れ・小さなキズ

落ち葉に隠れている石ころや木の枝など、先の尖ったものでタイヤや車体に傷がついたり、ボディに貼り付いた葉っぱの油分や泥汚れ、擦れキズが塗装に悪影響を及ぼす可能性があります。

特に、落ち葉の真上にくる下回りはサビや腐食の影響を受けやすくなります。

ラジエーターの目詰まり

エンジンの冷却装置であるラジエーター、この機器に外気導入などフロントグリルから吸い込まれた落ち葉が貼り付き、目詰まりを起こす事があります。

そうなると冷却機能が働かず、最悪の場合エンジンがオーバーヒートしてしまう事があるのです。

まとめ

落ち葉による様々な危険性を挙げてみましたが、正直なところ「こうすれば絶対大丈夫!」と言った対策方法がないのが現状です。

なので、落ち葉が多い場所ではできるだけゆっくり走行&慎重に運転し、すれ違いもお互いに譲り合いの気持ちを持つようにしましょう。

紅葉狩りから帰宅したら、車体周りの落ち葉を払い、フロント周りに挟まったり吸い込まれている葉っぱがないかチェックするのがいいですね!

車はこまめに手入れすることで長持ちします。

愛車の為にも汚れやキズは放置せず、メンテナンスしてあげてくださいね♪

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