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初心者マーク(初心者運転標識)って付けないとどうなるの?

2023/03/22

コバックニュース

「若葉マーク」とも呼ばれるこのマークの正式名称は「初心者運転標識」です。

一般的には「初心者マーク」と呼ばれることが多いので、今回は「初心者マーク」で統一させていただきます。

運転免許取得している方なら、必ず手にしたことがあるこのマークにはどのような意味と決まりがあるのか?みなさん覚えていますか?

春休み突入のこの時期は、自動車教習所に長期休みを利用して免許取得に通われる学生さんが多くなります。

4月から新社会人で車通勤されるという方も多くなりますので、改めてこの「初心者マーク」について解説いたします!

初心者マーク(初心者運転標識)について

免許取得から1年間を「初心者運転期間」と言います。

「初心者運転期間」の初心者ドライバーさんは、義務として運転時にこの初心者マークを必ず提示しなければなりません。

 

◆提示期間

・運転免許証取得日から1年間

◆提示場所

・運転する車の、前後・地上から0.4m以上1.2m以下

初心者マークはどこで入手できる?

カー用品店・ネットでも販売されていますし、筆者は免許証取得の際に免許センターからいただいた記憶があります。

この初心者マーク、タイプがいくつかあり、車に取り付ける際には車種・材質なども考慮してご自身のお車に合ったタイプを選ぶことをおすすめします!

タイプ・つける場所に関してはまた後ほどご案内いたしますね。

初心者マーク、付けていないとどうなる?

免許取得後1または再取得後1年未満の方は、初心者マークを提示する義務があり、違反すると罰則があります。

 

罰則「初心者運転者表示義務違反」

・罰金 4,000円

・違反点数 1

1年以降は運転が不安なら付けていても大丈夫?

1年過ぎて初心者マークを付けていたとしても、特に罰則などはありません。

「運転に自信がない・・・」という方で、まだ不安な場合には付けていることもあるようです。

ただ、いつまでも付けていても初心者と同等の扱いとはなりません。

 

実は免許取得後1年未満の初心者ドライバーさんは、道路交通法の保護義務により守られているのです。

初心者運転に対して無理な幅寄せ・煽りなどの行為には罰則があります。

 

◆罰則「初心運転者等保護義務違反」

・罰金 普通車 6,000円

・違反点数 1点

 

これが適用されるのは免許取得後1年未満のみ。

1年以上経過したら、初心者マークを付けていてもこの法は適用されません。

 

また、いつまでも付けていると、検問や何かのきっかけで警察から指摘を受ける可能性があります。

免停期間はカウントされる?

もしも、「初心者運転期間」に交通違反で免許停止となった場合には、その間は「初心者運転期間」にはカウントされません。

 

例えば、1月1日に免許取得したとして、翌年の12月31日までが「初心者運転期間」となります。

その間にもし30日間の免許停止処分を受けたとしたら、「初心者運転期間」は延長されて翌年の1月31日までとなります。

 

◆要注意!免許停止は免許取消しの次に重い処分◆

【違反点数6点以上で30日間の免許停止処分】となります。

 

「初心者ドライバーで免停になるくらい違反するなんてあるの?」

と思うかも知れませんが、やはりまだ運転に慣れていないという点で違反に繋がりやすくなります。

初心者は違反点数が合計3点以上(1回の違反で3点の場合は4点以上)になると再試験となってしまいます。

「初心運転者講習」を受けることで再試験は免除となりますが、どちらも受けない、もしくは再試験に落ちてしまうと『免許取り消し』となります。

 

ー警視庁よりー

【初心運転者講習】

どこに付けておけばいいの?

初心者マークは、初心者ドライバーさんが運転する車の他車両から見える位置に貼り付けます。

 

◆貼り付け位置 道路交通法規定

・運転する車の、前後・地上から0.4m以上1.2m以下

 

他車両から見えにくい場所に付けては意味がないので、必ず見えやすい位置に付けましょう。

また、ありがちな例としてフロントガラス内側の端っこに吸盤で付けている場合ですが・・・こちらNGなんです!

フロントガラスには車検・12ヶ月点検ステッカー以外は貼ってはいけない決まりがあります。

この他ライト、フロントウィンドウも貼り付けNGとなります。

 

逆に、後方はリヤガラスへの貼り付けOKです!

 

貼り付ける位置の参考例はこちら

ボンネットは車種によっては見えにくいことがあるので、なるべく他車両から見える位置に調整しましょう。

初心者マークの貼り付けタイプ

大きく分けて以下の3種類があります。

・マグネットタイプ

・吸盤タイプ

・リタックタイプ(貼って剥がせるタイプ)

 

この中でも使用されている方が多いのは、マグネットタイプのようです!

中でも『マグネットタイプ+吸盤タイプ』の組み合わせで使用されている方が多く、前方はマグネットタイプ・後方は吸盤タイプでの使用でした。ー当社調べー

 

前後両方マグネットにしていて、走行中にいつの間にか取れてなくなっていた・・・という例があります。

実際、筆者が初心者の頃、マグネットタイプを付けていて、走行中に飛んでいってしまったことがあります。

そこから筆者も『マグネットタイプ+吸盤タイプ』に変更した記憶があります。

マグネットタイプは付かない車が増えているので注意

昨今、車のボディはマグネットなど磁石がくっつかない樹脂素材が多くなりました。

車体の軽量化などに伴って、使用される素材も代わってきているのです。

それまでは金属が主流でしたので、マグネットタイプでも問題ありませんでしたが、今の新しい車ですと一部マグネットが付かない場合があります。

その場合には、貼って剥がせるリタックタイプがおすすめです。

初心者マーク以外のマークについて

他には

・高齢運転者標識(高齢者マーク)

・身体障害者標識(四葉マーク)

・聴覚障害者標識(蝶々マーク)

があります。

 

 

これらは周囲に理解と協力を得る為の大切なマークです。

マークを付けている車を見かけたら、保護対象となっていることを理解し、スペースを譲るなどのご協力をお願いいたします。

初めての車、マナーやルールに注意して安全運転を!

近頃の車は安全性能が格段に向上していますが、それでも油断は禁物です。

また、初めての運転は誰しもが緊張しますが、焦らずしっかりとルールを守って運転してくださいね。

 

初めての車検・お車の購入もコバック上田材木町店・佐久平店にお任せ!

いつでもお気軽にお問い合わせください。

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