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認知機能検査とは|75歳以上の方の免許更新について

2022/07/22

コバックニュース

令和4年5月13日に改正道路交通法が施行されました。

今回、この施行では75歳以上のドライバーさんが免許更新手続きをする際の内容に以下の内容が改定となりました。

・認知機能検査の検査方法の変更

・高齢者講習の一元化 

・運転技能検査の新設

近年、高齢化社会が進むにつれて社会問題化してきた高齢者ドライバーによる事故を懸念し、免許返納や衝突被害軽減ブレーキを搭載したセーフティー・サポートカー(サポカー)の推進に加えて、高齢者ドライバーがより安全に運転できる技能を確保する為の改定となります。

そこで、75歳以上のドライバーの免許更新に関わる認知機能検査とはどのようなものなのか、また、高齢者講習・運転技能検査に関しても詳しく見ていきましょう。

免許更新と認知機能検査

日本の免許保有者数は8,189万人(令和3年時点)で、その中の483.7万人が75歳以上の高齢者となります。

世の中の高齢化に伴い、その数は今後も増えていく見通しですが、その分認知力低下による危険運転や交通事故も増えてしまう可能性は否めません。

そこで、高齢者ドライバーさんも安全運転を確保できるよう、75歳以上のドライバーさんが免許更新する際に行われる『認知機能検査の検査方法』の内容が変更となりました。

 

「自分は大丈夫!」と思っていても、実際には高齢化による視力低下・認知力低下・判断力低下などが進んでいる場合が多いのです。

家族から免許返納を勧められる場合もありますが、どうしても車がないと生活に不便がある方や、仕事で運転が必要となる方も多い為、免許更新の際に認知力判断力、運転技能を確認し、運転を続けられると判断された場合に更新ができる仕組みとなっています。

高齢者講習の一元化とは

これまでは、認知機能検査の結果が「認知機能低下のおそれあり」「認知機能低下のおそれなし」「認知症のおそれあり」の3区分に分かれ、それに応じて高齢者講習も「2時間講習」「3時間講習」に分かれていました。

そこが改定後は「認知症のおそれあり」「認知症のおそれなし」2区分、2時間の高齢者講習一元化されました。

内容は

・座学講義 30分

・運転適性検査 30分

・実車指導 60分

となります。

認知機能検査とはどのようなもの?

免許更新満了日満75歳となっている方は、免許更新時に必ず受ける必要があります。

改定前は検査項目が「時間の見当識」「手がかり再生」「時計描画」の3項目でしたが、改定後「手がかり再生」「時間の見当識」2項目となりました。

 


内容はこちら〜警視庁HPより〜

・手がかり再生

記憶力を検査するもので、一定のイラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントを基に回答します。

 

・時間の見当識

時間の感覚を検査するもので、検査時における年月日、曜日及び時間を回答します。

 


それぞれ、専用検査用紙に記入もしくはタブレットにてタッチペンで回答する方式です。

この検査は、回答者の「認知症のおそれがある」「認知症のおそれがない」を判断するのが目的です。

 

判断は点数に応じて決定し、「認知症のおそれがある」と判断された場合には『公安委員会(警察)』から連絡が来ます。

その際に、「臨時適性検査」又は「診断書提出命令」が下されますので、医療機関にて医師の診察を受けて「認知症」と診断された場合には、手続きを経て『免許の取り消しまたは効力の停止』を受ける事となるのです。

 

この検査は免許更新時だけでなく、75歳以上ドライバー特定の交通違反を犯した場合にも臨時で行われ、その後の流れは同じとなります。

運転技能検査とは

改定により、新設されたのがこの『運転技能検査』です。

これは75歳以上の高齢ドライバーの中で普通自動車対応免許を所有し、免許更新時の誕生日160日前から過去3年間のあいだに特定の違反行為をしていた場合、免許更新時に『運転技能検査』を受けなければなりません。

 


運転技能検査の内容〜警視庁HPより〜

普通自動車でコースを運転して課題(指示速度による走行、一時停止、右折・左折、信号通過、段差乗り上げ)を実施します。

100点満点中、大型二種、中型二種又は普通二種の免許所持者は80点以上、それ以外の方は70点以上で合格となります。

 


こちらの検査に合格しなければ、免許の更新はできません。

まとめ

75歳以上の方の免許更新は3年に1度となり、「認知機能検査と高齢者講習のお知らせ」を免許更新期間満了日の約190日前に送付します。

案内が届いてから更新期間満了するまでの約6ヶ月間のあいだに、認知機能検査と高齢者講習、そして運転技能検査の対象となる方はそちらも併せて受講が必要となります。

これらの受講は『予約』が必要となり、場所と受講費用は地域によって異なりますので、更新通知が来たらしっかり内容を確認し、予約を行なってください。

近頃は講習の予約がなかなか取れず、期間内に受講を終えられず免許失効するケースが増えているそうなので、案内通知が届いたら余裕を持って早めに受講予約を取りましょう。

 

少しでも運転に『不安』のある方は、無理をせず家族や周囲の方に相談し、免許返納も検討してみてください。

また、衝突被害軽減ブレーキ搭載のセーフティー・サポートカー(サポカー)について興味のある方、もしくは購入をお考えの方はコバック上田材木町店・佐久平店でもご相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせください。

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