上田市・東御市・小諸市
2022/06/21
コバックニュース
車には必ず備え付けてある『非常信号用具』。
『非常信号用具』は事故などの緊急時、後続車の衝突や二次災害を防ぐ為に、第三者へ危険である事を知らせる道具です。
その中の一つが『発炎筒』なのですが、皆さんどのようなものかお分かりになりますか?
『非常信号用具』は、いざという時に使用する為に、道路運送車両の保安基準に基づき備え付けが義務付けられています。
普段はあまり気にかけることもないと思いますが、『発炎筒』の設置にも法で定められた基準を満たしていないと、車検に通らない可能性が!
今回は『非常信号用具』である『発炎筒』についてご紹介致します。
正式名称を『自動車用緊急保安炎筒』と言い、車の他には船舶に備え付けられています。
赤い筒状で火薬が仕込まれており、マッチのように擦って着火するとシューっと鮮やかな赤い炎が約5分間出るようになっています。
事故を起こしてしまった時に、後続車に対して危険を知らせる為に事故車から50m以上離れた後方に設置します。
1回使い切りなので、使用後はまた新しいものが必要となります。
日本工業規格 (JIS) 規格で管理されている発炎筒の規定内容はこちら。
・燃焼時間5分以上
・炎の明るさは140カンデラ(明るさの単位)以上
(※1カンデラの明るさはロウソク1本分)
・ 雨量50mm/h、風速18m/sでも燃え続ける事
・使用有効期間4年
非常用信号用具は「夜間200mの距離から確認できる赤色の灯光を発するもの」とされているので、昼夜問わず、離れたところからでも分かりやすいように、そして簡単には消えないようになっているんですね。
先程少し触れたように、使用期間は4年となっています。
それ以上経過したものは劣化している可能性があります。
いざ使おうとしたら「湿気ってて点かない!」ということにならないよう、使用期限はチェックしましょう。
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車検の点検項目では厳密に言うと『発炎筒』という項目はありませんが、『非常信号用具』を備え付けておく義務がある為、先程ご紹介したJIS規格に基づいた性能のものを装備しておく必要があります。
もし、発炎筒がないor規格に満たないものが装備されている場合は車検に通らなくなります。
また、車内に置いてあればいいという訳ではなく設置場所も決まりがあります。
・助手席のドアポケット、ダッシュボードの下横
・運転席のドアポケット、ダッシュボードの下横
大概は助手席のダッシュボードの下横側に設置されています。
使用期限は4年なので、期限が切れていたら指摘を受けることになります。
期限に関しては車検の保安基準にはないので「車検に通らない」ということはありませんが、絶対ないとも言い切れません。
発炎筒は市販品もあり、価格は400円〜と安く、簡単に購入可能ですので4年ごとに交換しましょう。
そして発炎筒は火薬取締法にて、『がん具煙火』(花火)と同類の扱いとなるので、期限切れの未使用品を処分する際は一般的な家庭ゴミには出せません。
車屋さんで引き取り処分して貰うか、各自治体ルールに従って処分しましょう。
使用済のものは、燃やすゴミとして処分が可能です。
近頃は、発炎筒の代替品として使用期限の長いLEDタイプの非常信号灯があります。
懐中電灯のようなイメージでON/OFFのスイッチがあり、着火タイプの発炎筒と違い、何度も使用できるのがいいところです。
また、LED非常信号灯は使用期限がないのでとても長持ちします。
こちらも市販で販売されており、価格は800円〜とお手頃です。
ネットで購入する場合、「国土交通省保安基準適合品」「車検対応」という表示のある商品であればより安心です。
よくある間違いとして、漢字で表現したときに『発煙筒』と勘違いされることがあります。
『発煙筒』は煙を発生させる装置で、消防訓練や軍事訓練目的で使用されます。
車の『非常信号用具』とは全く似て非なるものですので注意しましょう!
車に装備しておくのは『発炎筒』です。
非常時には重要になる発炎筒。
おすすめなのは、やはり期限もなく何度も使用できるLED非常信号灯です。
非常時には必須となりますので、これを機にチェックしてみてください。
車を所有・運転する以上は、しっかりと安全を確保する為に、決められた装備を守ることもとても大切です。
もし、愛車の装備品などで何か分からないことや、気になることがある場合はお気軽にコバック上田材木町店・佐久平店までお問い合わせください。
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