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軽自動車を選ぶメリットとは?

2022/05/31

コバックニュース

車社会の今、国内において多様面で人気上昇中なのが『軽自動車』です。

1949年(昭和24年)7月に初めて『軽自動車』という規格で制定された日本特有の車で、時代の流れと共に規格も少しづつ変化していきました。

今現在の規格は「全長3.4m以下・全幅1.48m以下・全高2.0m以下・排気量660㏄以下」となっています。

「小さい車」というイメージが強かった軽自動車ですが、小さいながらも工夫を凝らし、今ではスライドドア・SUV・スポーツ・ワンボックスタイプと様々な車種が各メーカーから誕生しています。

今回はそんな軽自動車を選ぶメリットをご紹介致します。

車両の本体価格

軽自動車というと、「小さい」以外に「安い」というイメージもありませんか?

軽自動車中でも有名な「スズキ アルト」は1979年(昭和54年)に販売され、本体価格「47万円という当時の新車の価格としては驚きの低価格で登場しました。

今出ている新型アルトの車両本体価格は、ベースグレードとなる「アルトA 2WD」で943,800円(税込)となっています。

初代アルトの約2倍の価格とはいえ、発売から43年も経過している分、性能や燃費もグッと良くなっています。

何より、現在の新車で100万円を切るのは軽自動車だけなので、新車の中でお求めやすい価格であることは確かですね。

 

それでは新車購入をする場合、普通車軽自動車での総額(当社調べ平均)を比較してみましょう。

 

例:普通車の場合

車両本体価格 220万円

オプション 20万円

初期費用 30万円

ーーーーーーーーーーー

総額   270万円

 

例:軽自動車の場合

車両本体価格 150万円

オプション 15万円

初期費用 20万円

ーーーーーーーーーーー

総額   185万円

 

同じ新車でもこれだけの差がありました。

ですが、軽自動車も車種やグレードによって価格がとても幅広く、人気車種の場合、一番いいグレードになると200万円を超えるものも。

近年では、イギリスの自動車メーカーが『ケータハム』という軽自動車規格の車を出しており、なんと400万円超えするグレードもあるんです!

 

もはや軽自動車もただ「安い」だけでなく、ニーズに合わせた仕様・性能高級車と並ぶ乗り物になってきているんですね。

税金

車にも税金がかかっており、『自動車税』『重量税』国へ必ず支払わなければならないものです。

この税金でも普通車軽自動車では金額が異なってきます。

 

普通車 自動車税

1,000cc以下 29,500円

1,000cc超1,500cc以下 34,500円

1,500cc超2,000cc以下 39,500円

2,000cc超2,500cc以下 45,000円

2,500cc超3,000cc以下 51,000円

3,000cc超3,500cc以下 58,000円

3,500cc超4,000cc以下 66,500円

4,000cc超4,500cc以下 76,500円

4,500cc超6,000cc以下 88,000円

6,000cc超 111,000円

 

軽自動車 自動車税 10,800円 一律

 

自動車税は車の排気量によって額が決まります。

では、『自動車重量税』はどうでしょうか。

 

普通車 自動車重量税(新車登録から13年未満のエコカーの分類に入らない場合)

コンパクトカー 16,400円

中型車     24,600円

大型車     32,800円

 

軽自動車 自動車重量税(新車登録から13年未満のエコカーの分類に入らない場合)

6,600円

 

税金ははっきりと軽自動車の方が安いということがわかります。

排気量や重量が異なる普通車は車種によってそれぞれ金額が異なりますが、軽自動車の場合は規格が一つなので、金額も一律となっていますね。

高速道路

もちろん軽自動車も高速道路を走行できます。

軽自動車だとなんとなく高速道路を走るのは不安・・・という気がしませんか?

確かに、普通車に比べるとエンジン音やシートの硬さなど、長距離を運転するには軽自動車の方が乗り心地がちょっとイマイチかも知れませんが、「軽自動車だから高速道路は無理!壊れるかも!」などという事はありません。

 

しかも軽自動車の高速道路料金は普通車に比べて20安くなっているんです。

その理由の一つに、軽自動車の方が軽く、道路への負担が少ないことが挙げられます。

 

NEXCO東日本より

『車の車種によって料金が違うのはなぜですか。』

 

では料金の一例を見てみましょう。

長野IC〜東京IC 区間

普通車 7,140円

軽自動車 5,750円

ーーーーーーーーーーーー

 

NEXCO東日本より

『長野ICから東京ICまでの軽自動車高速料金』

小回りが効き運転しやすい

軽自動車の魅力といえばやはり小回りが効くところですね!

狭い路地や駐車場でも操作しやすいので、運転が苦手な方にもおすすめと言えます。

一般的に、半径5m以下で小回りが効く車と言われています。

普通車の中で小型車であるコンパクトカーの最小回転半径4.9m程ですが、軽自動車は最小回転半径4.4m小回り名人なんです。

ですが、軽自動車の中でも小型なスズキのアルトやダイハツミライースなら小回り効きそうだけど、今人気の軽スーパーハイトワゴンだとそんなに小回り効かないんじゃないかな?

と、思いませんか?

 

実は軽スーパーハイトワゴンの中でも人気のスズキのスペーシア、公式サイトにて確認したところなんと最小回転半径4.4m!

スズキ スペーシア 公式サイトより

https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/detail/

 

筆者も軽自動車に乗っているのですが、駐車場などから出る際に一度も切り返す事なく回転してスッと進めると「小回り効くってすごい!」と実感します。

小回り名人の軽自動車は街中運転にもぴったりですね!

購入時の手続き・維持費の違い

実は普通車と軽自動車では購入時の手続きも少し違いがあります。

普通車は『資産』と見なされる為、購入時には本人確認の実印が必要ですが、軽自動車は資産とはならないので実印は必要ないのです。

 

購入時に必要なもの

◆普通車

・実印

・印鑑証明

・自動車検査証(お店で用意)

・自賠責保険証(お店で用意)

・委任状(お店で用意)

・車庫証明(警察署にて申請)

 

◆軽自動車

・印鑑

・住民票

・自動車検査証(お店で用意)

・自賠責保険証(お店で用意)

・委任状(お店で用意)

・車庫証明(警察署にて申請)

 

実印と印鑑証明を用意するには、実印を作り、申請するところから始めなければなりません。

いずれ必要になるものとして作っておくといいですが、そうなるとその分手間と時間もかかりますね。

 

そして購入後の維持費にも差が出てきます。

年間にかかる維持費 (※2023年4月1日以降の金額)

◆普通車

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車検(新車登録から3年目が初回、以後2年毎)

・車検基本料 お店によって異なる

・自賠責保険料 17,650円

・重量税 (小型車)16,400円 (中型車)24,600円 (大型車)32,800円

・印紙代 1,400円

・技術情報管理手数料 400円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・自動車税 1,000cc以下 29,500円(毎年)

・任意保険 年間約30,000円~5,0000円

・メンテナンス費用 年間約15,000円~(タイヤ購入費別)

・その他(ガソリン代、駐車場代等) 月8,000~20,000円

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

 

◆軽自動車

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

車検(新車登録から3年目が初回、以後2年毎)

・車検基本料 お店によって異なる

・自賠責保険料 17,540円

・重量税 6,600円

・印紙代 1,400円

・技術情報管理手数料 400円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・軽自動車税 10,800円 一律(毎年)

・任意保険 年間約30,000円~5,0000円

・メンテナンス費用 年間約10,000円~(タイヤ購入費別)

・その他(ガソリン代、駐車場代等) 月5,000~15,000円

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

このような内訳となり、軽自動車は年間で約35万、普通車(小型)ですと約40万~50万程の維持費がかかります。

年間のトータルとしては軽自動車の方が安くなりますね。

まとめ

いかがでしたか?

軽自動車のメリットはここに挙げた以外にも、車種によっての特徴などもありますので、気になるお車があればメーカーサイトをチェックしたり車屋さんにて実際に試乗することをおすすめします。

もちろん好みもありますので、購入をお考えの方は普通車・軽自動車それぞれの特徴を踏まえて、自分に合うものを選びましょう。

コバック上田材木町店・佐久平店ではお車購入のご相談も承っております!

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