上田市・佐久市
2022/03/11
コバックニュース
昨年はガソリン値上がりの勢いが収まらず、日本政府は『ガソリン高騰抑制策』を発動しました。
そして2022年に入り、ガソリンだけでなく様々な商品が値上がりを始めましたね。
主に食用油や小麦粉、それらを使用した加工品などの食料品を始めとし、電気・ガスといった公共料金も値上がりとなっています。
これからの値上がり対象の中にはタイヤも含まれており、2022年は値上がりラッシュになるのでは?との声もあるようですね。
しかし、どうしてこのように値上がりラッシュとなってしまったのでしょうか?
今回は、その原因とタイヤの値上がり時期についてお話し致します。
まずこの立て続けに起きている値上げの原因の一つには「原油価格の高騰」があります。
一番分かりやすいのがガソリンの値上がりですね。
2020年、新型ウイルス感染症の影響で世界の経済活動がストップしてしまい、一時期原油の需要が急激に下がってしまいました。
その影響が関係して※『OPECプラス』は原油供給を抑えるようになりました。
(※『OPEC』とは「Organization of the Petroleum Exporting Countries」の略で、石油の原産・輸出国である「サウジアラビア・イラン・イラク・アラブ首長国連邦・・・」などで構成された『石油輸出国機構』です。
13カ国の加盟国で構成された『OPEC』に更に10カ国が加わった『OPECプラス』が2016年に設立され、現在のエネルギー資源であるガソリンの生産・産出量などを相談して決めています。)
また、今緊迫している世界屈指のエネルギー資源輸出国が関係した世界情勢の影響も加わり、原油価格高騰の影響は更に多くの要素へ広がります。
一時はストップしていた世界の経済活動を元に戻す為に、各企業が動き始めましたが、物を生産する為にはコストもかかります。
原油価格高騰の影響を受けた製造・輸送コスト、そして原料の不足、需要と供給のアンバランス・・・そこにかかるコスト回収にはどうしても商品価格を上げざるを得なかったのです。
この中にタイヤの原料である天然ゴム、石油化学製品の原料不足や製造・輸送コスト高も含まれており、各タイヤ製造メーカーは値上げへと踏み切ったのです。
各メーカーの値上がり開始月
◆2022年1月から
トーヨータイヤ
◆2022年3月から
住友ゴム(冬用タイヤは2022年4月1日から値上げ)
◆2022年4月から
ブリヂストン
横浜ゴム(冬用タイヤは2022年7月1日から値上げ)
日本ミシュラン(冬用タイヤは2022年8月1日から値上げ)
各メーカー約7~10%程の値上げとの事です。
もう既に一部メーカーでは値上げが始まっていますが、新しいタイヤをお得に購入するなら今がチャンスです!
値上げ直前は品薄となる事も予想されますので、迷っている方はお早めの検討をおすすめしますよ。
もちろん、コバックでもタイヤ販売を行っております!
タイヤ購入・タイヤ交換をご希望の方は、コバック上田材木町店・佐久平店までお気軽にお問い合わせください。
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