車検のコバック

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車検と整備の違い

2021/09/24

コバックニュース

車をお持ちの方が必ず受ける『車検』

普通乗用車・軽自動車・自動二輪車は新車であれば、購入してから3年目に最初の車検、次からは2年毎となります。

でも車検って、普通の車両整備とは何か違いがあるの?何か特別な事をしているのかな?

今回は、その違いについて解説していきます。

車検とは

まず『車検』とは、正式には『自動車検査登録制度』といいます。

自動車が「保安基準に適合し、安全に走行できる状態かどうか」を検査する為に行われます。

ここでしっかり検査をし、保安基準に適合しないと『公道』を走る事は出来ないのです。

※『公道』とは 「広義においては公共一般に広く供されている道路のことを指し、狭義においては国や地方公共団体(都道府県、市町村や特別区)が指定・建設・管理する道路のことである。一般的に「道路」といわれると公道のことを指すことがある。」(Wikipediaより抜粋) 

普段私たちが日常で走行する道路や、バイパス、そして高速道路等の事ですね。 

 

もし車検を通していない車で公道を走行した場合は、『道路運送車両法』にて、違反した場合の罰則もしっかりと決められています。

 

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違反点数:6点

30日間の免許停止処分

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◆車検はどんな事をするの?

車検での検査は法律で定められた56項目箇所の点検をします。

どこを確認するのか、例をあげると

・ハンドルやパワステ等のかじ取り装置 

・ブレーキ等の制動装置 

・タイヤ、ホイールの走行装置 

・クラッチやトランスミッション等の動力伝達装置 (※①)

・バッテリー等の電気系統 

・原動機部分のファンベルトや排気状態、油汚れ等 ・マフラー、車体の歪や損傷がないか 

・ヘッドライト

 

(※①)

・クラッチとは、エンジンとトランスミッションの間についていて、エンジンの力をトランスミッションに伝える役割をしています。

・トランスミッションとは、速度などを切り替える変速機の役割をしています。

クルマの走行(走る・曲がる・停止)はこれら動力伝達装置と呼ばれる機械の力によって動いているんです。

 

これらを専門の整備士が全てしっかりチェックし、もし不適合箇所が見つかった場合には修理をする事になります。

ここで修理をしておかないと、車検に通らず、公道を走る事が出来ません。

 


◆車検の期限 車検期限はいつなの?

これは、自動車車検証もしくはフロントガラスの上部真ん中に貼ってある車検ステッカーに期日の記載がありますので ご自身が所有されているお車の車検期日はここで確認が出来ます。

また、お車を購入されたディーラーやカーショップ、日頃利用されている自動車整備のお店から車検の案内が来る事がありますので そこで確認も可能です。

 


◆いつから受けられる?

車検はいつ受けてもOKなんです!

ただ、あまり早く受けるとせっかくの車検有効期限が無駄になってしまう可能性も!

『民間車検場』とも呼ばれている『指定整備工場』であれば期限の45日前から、有効期限を無駄にする事なく車検を受ける事が出来ます。

工場によっては40日前からとなり『指定整備工場』である車検のコバックも40日前から車検予約を受け付けております!

 


◆車検の際の持ち物

【必ず必要なもの】

・自動車検査証(車検証)

・自賠責保険証

・納税証明書

・認印

・ロックナットアダプター

・車検費用

・自動車任意保険証券

 

『納税証明書』は、普通車は『電子証明』で確認が取れるので手元になくても車屋さんで確認をしてくれます。

ですが、支払い方法によっては反映に時間がかかるので、コンビニや銀行窓口で支払う場合は証明書をしっかりと保管しておくことと、車検期限と納税時期が重なる場合には注意が必要です。

軽自動車は『納税証明書』が必要となりますので、事前に確認しておきましょう!

整備とは

整備は、愛車を最良の状態に保つ為に行う「日頃からのメンテナンス」の事です。

オイル交換ワイパーゴムのチェック、タイヤの溝・空気圧のチェック、ガラスボディに傷がないかどうか等々。

車検と違って期限はありませんのでいつでも行えます。

ドライバーさん自身が定期的にメンテナンスを行うことが義務ではありますが、そうは言っても出来る事と出来ない事がありますよね。

それを代わりにチェックして不備が見つかれば整備を依頼する事もできるのが、プロの整備士さんです!

もし、車のメンテナンスに関して気になる事があればお近くの車屋さんに相談してみましょう!

 


◆法定点検とは?

車検と整備の他に「法定12ヶ月点検」というものがあります。

車検はご使用の愛車が『保安基準に適合しているか』を確認するための検査。

それに対して

法定点検はご使用の愛車が『安全に走行できる状態か』を確認するための検査。

法定12ヶ月点検は、車検とは「検査の目的」が異なるので、チェックする項目も異なります。

 

私たちが定期的に健康診断を受けるのと同様に、車も健康診断を行い故障を未然に防いだり、予防をしたりという役目となるのが法定点検です。

法定点検には12ヶ月点検の他、24カ月点検があります。

この他に3ヶ月点検と6ヶ月点検も耳にしたことがあるかも知れませんが、この2つはバス・タクシー・レンタカー、貨物自動車などの事業用車両が受ける点検なので、自家用車(普通乗用車・軽自動車・自動二輪)は該当しません。

 

法定点検は義務の為、受けなかったからと言って何か罰則がある訳ではありませんが、 安心・安全にお車にお乗り頂く為には、愛車のオーナーとしてしっかり義務を果たしましょう! (※バス・タクシー・レンタカーなどの事業用車両は点検を受けないと罰則があります。)

車検と指定工場・認証工場

以前ご紹介した『指定工場と認証工場』にて詳しくご紹介させて頂きましたが、今一度、簡単におさらいしていきましょう!

車検を業者さんに依頼する場合は、車の「分解整備」ができる『認証工場』もしくは『指定工場』のどちらかになります。


◉違いと注意点

『認証工場』では自動車を分解しての整備・点検までしか対応できません。

車検ライン(車検の検査コース)を持っていない為、車検の検査をするには、陸運局・自動車検査登録事務所等(車検場)まで持ち運ぶ必要があります。

その為、車検に2〜3日程かかる場合もありますし、もし万が一車検場にて整備不良が見つかった場合、また車屋さんへ戻して整備不良箇所を修理し、再び車検場へ運んで車検を通し直すといった流れになるので、修理内容や車屋さんの混み具合によっては数日かかる事も。


『指定工場』は技術や管理組織など一定の基準を満たし、選任した自動車検査員と自社工場にて車検ラインを有している工場です。

別名『民間車検場』とも呼ばれており、ディーラーや車検専門店は『指定工場』にあたるので、車検予約したその日のうちにお店で車検を通すことができるのです。

もし整備不良箇所が見つかっても、すぐ修理に対応できます。(但し、修理内容によっては数日かかる場合もあります)

 

『認証工場』のお店には黄色のプレート『指定工場』のお店には青色のプレートが設置されています。

『認定工場』と『指定工場』どちらも国家資格を有した整備士さんが在籍し、地方運輸局からの認証を受けているので、車検を依頼される際にはご自身の環境や都合に合うお店を選ぶのがいいですよ!

まとめ

日頃からのメンテナンスで避けられる故障も多くあります。

車検の際に整備不良などの出費を抑える事ができますし、愛車も長持ち!

コバック佐久平店・上田材木町店は『指定工場』の認定を受けた車検専門店です!

車検以外のメンテナンス、法定点検なども承っております。

気になる事があればお気軽にお問い合わせください!

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