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環境性能割が廃止!車検を通すべき?買い替えるべき?

2026/02/26

コバックニュース

2025年3月末をもって、環境性能割が廃止となります。
ニュースなどで「2026年4月から車が安く買えるようになる」と知り、「今買うのは損? それとも待つべき?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 特に、この春に車検を控えている方にとっては、高い車検代を払って今の車に乗り続けるか、それとも制度が変わるタイミングに合わせて買い替えるか、判断に迷う時期と言えます。

この記事では、廃止となる3月末まで残り1ヶ月半というこのタイミングで、どう動けば家計の負担を最小限に抑えられるのかを詳しくお伝えします。「今から動いて間に合うのか?」「具体的にいくら得するのか?」といった疑問に対し、損をしないための最適な判断基準を分かりやすく整理してお届けします!

環境性能割とは?2026年3月末の廃止で何が変わる?

「環境性能割」と聞くと難しそうに聞こえますが、簡単に言えば「車を買う時にかかる税金」のことです。燃費の良い車ほど税金が安くなり、逆に環境負荷の大きい車ほど高くなる仕組みになっています。

この税金が、2026年3月31日をもって廃止されることが決まりました。要約すると「4月1日以降にナンバーが付く車は、この税金を払わなくて済む(購入費用が安くなる)」ということです。 特に、これまで高い税率を払っていたガソリン車などを検討中の方にとっては、数万円単位の負担減につながる大きなチャンスとなるのです。

環境性能割の仕組みと廃止の背景

もう少し具体的に見ていきましょう。この税金は、車の燃費性能に応じて「非課税」「1%」「2%」「3%」の4段階に分かれています。

電気自動車(EV)など:非課税(0円)
最新のハイブリッド車など:非課税、または1〜2%
一般的なガソリン車など:3%


税率は「車の取得価額(ざっくり言うと車両本体価格に近い額)」に対してかかります。

例えば、300万円のガソリン車で税率3%なら約9万円、200万円なら約6万円の税金がかかっていました。 今回の廃止は、EV普及による将来的な税収減を見越した税制見直しの一環ですが、私たちにとっては「二重課税」と言われていた負担が解消される形になります。

廃止のタイミングは「2026年3月31日」が分岐点

ここが今回最も重要なポイントで、税金がかからなくなるのは、「2026年4月1日以降に登録(届出)された車」からです。

注意したいのは「契約した日」ではなく、「登録(陸運支局でナンバープレートが発行された日)」が基準になるという点です。

今が2月下旬なので、在庫がある車や、納期の早い車を契約した場合、通常であれば3月中に登録が完了することが多いです。しかし、3月31日までに登録されてしまうと、これまで通り課税されてしまいます。 一方で、登録がたった1日遅れて4月1日になるだけで、数万円の税金が0円になるのです。

特に3月は、自動車販売店にとって決算期にあたるため、お店側は「3月中に登録して実績にしたい」と考えるのが一般的です。 もしこれから車を購入される場合は、担当者に「環境性能割の廃止に合わせて、登録を4月以降にしたい」という意思をはっきりと伝え、納車スケジュールを調整できるか確認することが、損をしないための鉄則です。

環境性能割の廃止で車はいくら安くなる?【車種別シミュレーション】

2026年4月以降に登録することで、具体的にどれくらいの金額が浮くのでしょうか。 車種やエンジンの種類によって「10万円近く安くなるケース」もあれば、「実は全く変わらないケース」もあります。ご自身の検討している車がどれに当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。

新車(ガソリン車・ハイブリッド車)の場合

結論から言うと、このケースが最も「待つ価値」があります。

今回の廃止で一番得をするのは、「ガソリン車」や「燃費基準を達成していない一部のハイブリッド車」を新車で購入する場合です。 これらの車には、現在取得価額(車両本体価格の約9割が目安)に対して1%〜3%の税金がかかっていますが、これが4月1日以降の登録で「0円」になります。

<節約額の目安>
■400万円のミニバン・SUV(ガソリン車・税率3%の場合)
現在:約100,000円の税金
4月以降:0円(約10万円のお得!)

■250万円のコンパクトカー(ハイブリッド車・税率1%の場合)
現在:約22,000円の税金
4月以降:0円(約2.2万円のお得!)

特に3%の税率がかかるガソリン車を検討中なら、浮いた約10万円でスタッドレスタイヤや高性能なドライブレコーダーが買えてしまうほどの差になります。「4月登録」を目指してディーラーと相談する価値は十分にあります。

電気自動車(EV)・PHEV・燃料電池車の場合

実は、これらの車は待っても安くなりません。
EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド)、FCV(燃料電池車)などは、現時点ですでに「非課税(0円)」です。 そのため、環境性能割が廃止されても支払い総額は変わりません。これらの車種を検討している方は、廃止を待つことによる金銭的メリットはないため、ご自身のタイミングで決めてしまって問題ありません。
※ただし、国や自治体の「購入補助金」は年度によって条件が変わるため、そちらのスケジュールは要確認です。

中古車を購入する場合

こちらは年式によって判断が分かれます。

中古車の場合、環境性能割は「車の価値(残価)」に対して計算されます。車は古くなればなるほど価値(課税対象額)が下がるため、新車に比べて税金は安くなります。

■高年式の中古車(登録から1〜3年など)

新車に近い価値が残っているため、数万円の税金がかかるケースがあります。この場合は、4月まで待つことで新車同様に数万円浮く可能性があります。
■低年式の中古車(登録から5〜6年以上など)

ここがポイントです。取得価額が50万円以下になるような中古車は、もともと「免税(0円)」です。

「とりあえず足代わりの手頃な中古車」を探している場合、今の時点でも税金はかからない(0円)ケースがほとんどです。この場合も、廃止を待つメリットは無いといえるでしょう。

「廃止まで待つ」は本当に正解?メリットとリスクを比較

ここまで「待てば安くなる」という話をしてきましたが、実は「全員が4月まで待つべき」とは限りません。特に今は2月下旬。自動車業界にとって最大の書き入れ時である「3月決算」の真っただ中です。この時期特有の事情を考慮しないと、「税金は安くなったけど、トータルでは損をした」という事態になりかねません。

ここでは、残り1ヶ月半という今のタイミングで「待つ」ことのメリットとリスクを整理します。

廃止を待つメリット:現金支出が確実に減る

最大のメリットは、シンプルに「出ていくお金が減る」ことです。 先ほどのシミュレーションの通り、対象のガソリン車であれば約10万円前後の支払いがなくなります。この浮いたお金で、長野の冬には必須のスタッドレスタイヤや、ホイールセットを新調できるのは非常に大きな魅力です。

廃止を待つリスク:実は「3月に買う」方が安い可能性も?

一方で、あまり語られないリスクが3つあります。ここを冷静に計算する必要があります。

1. 「決算値引き」との天秤
3月は自動車メーカーの決算月です。販売店は1台でも多く実績を作るため、3月中に登録できるなら「普段以上の大幅値引き」を提示することがあります。 例えば、「4月登録なら税金10万円オフ」ですが、「3月登録なら決算セールで車両本体から20万円オフ」という条件が出たらどうでしょうか? この場合、あえて税金を払ってでも3月に買った方が、トータルで10万円お得になります。「減税」だけに気を取られず、「値引き込みの総支払額」で比較することが重要です。

2. 車検費用の発生
もし、あなたの車の車検が「2月〜3月末」に切れる場合、4月まで待つには車検を通す必要があります。 車検費用に10万円〜15万円かかるとすると、せっかく減税で10万円浮いても、車検代でプラスマイナスゼロ、あるいは赤字になってしまいます。この場合、車検を通さずに今の車を下取りに出し、すぐに乗り換えた方が経済的です。

3. 「駆け込み」による納期遅延
「4月1日に登録してほしい」という注文が殺到すると、希望の車種やグレードが一時的に在庫切れになる恐れがあります。 特に春先は、進学や就職で中古車・新車ともに動きが早い時期です。4月登録にこだわりすぎて、「乗りたかった車が売り切れてしまい、次の入荷は数ヶ月先」となっては、毎日の生活に支障が出てしまいます。

状況別!車検を通すか買い替えるかの判断ポイント

メリットとリスクを比較したところで、あなたの状況に合わせた「正解」を見つけましょう。以下の3つのパターンのうち、ご自身がどこに当てはまるかを確認してみてください。

1. 【車検を通す】が向いている人

「今の車がまだ新しく、安く車検を通せるなら待つべき」

 

●今の車の状態が良い(故障のリスクが低い)
●次の車検費用を安く抑えられる(6〜7万円以内など)
●欲しい新車が人気車種で、そもそも納期が半年以上先


もし、コバックのような車検専門店で「必要最低限の整備」で安く車検を通せるなら、一旦車検を通してしまうのも賢い選択です。 例えば、車検費用が6万円で済み、4月以降に買う新車の税金が10万円安くなるなら、トータルで4万円のプラスになります。今の車を長く乗れる状態であれば、焦って買い替える必要はありません。

2. 【今すぐ買い替え】が向いている人

「車検費用が高額、または中古車狙いなら即決」

●今回の車検で、修理費込みで15万円以上かかりそう
●今の車の調子が悪く、冬道の運転が不安
●「中古車」や「軽自動車(低価格帯)」への乗り換えを検討中


車検費用が高額になる場合、税金の節約額(数万円)よりも車検代の方が高くついてしまいます。これでは本末転倒です。 また、前述の通り「安い中古車」はもともと税金がかかりません。廃止を待つ意味がないため、車検が切れる前に今の車を下取りに出し、すぐに乗り換えるのが最も経済的です。長野のような雪国では、古い車の故障リスクは命に関わります。「安心を買う」意味でも早めの決断をおすすめします。

3. 【4月以降に買い替え】が向いている人

「車検残に余裕があり、ガソリン車狙いならこの選択」

●車検がまだ数ヶ月残っている(4月以降まで乗れる)
●300万円以上のガソリン車やSUVを新車で買いたい
●絶対に損をしたくない


このパターンの方が、今回の制度変更の恩恵を一番受けられます。 ただし、「4月になるまで何もしない」のはNGです。4月に入ってから動き出すと、新生活需要で欲しい車が売り切れていたり、納期が大幅に遅れたりするリスクがあるからです。

★賢く得する裏ワザ:「商談は今、登録は4月」
おすすめは、「2月・3月の決算期に商談をまとめて車を確保しつつ、ナンバー登録だけ4月1日以降にしてもらう」という方法です。 これなら、3月決算期の値引き交渉と、4月からの環境性能割の廃止(約10万円相当)の「いいとこ取り」が可能です。まずは販売店の担当者に、「4月登録を条件に契約したい」と相談してみましょう。

まとめ:迷ったらまずは見積もりから

環境性能割の廃止まで、あとわずか。 「税金が安くなるから待つ」のが正解か、「車検代がかかる前に買い替える」のが正解か。

ネットで検索すれば色々な意見が出てきますが、それらはあくまで「一般論」です。 本当に知りたい「あなたの愛車の場合、どうするのが一番お得なのか」という正解は、実際のお車の状態や、これから何年乗りたいかによって全く違ってきます。

もし今、判断に迷っているのであれば、まずは「具体的な数字」を出してみることをおすすめします。

今の車を車検に通したらいくらかかるのか?(車検見積もり)
今の車はいくらで売れるのか?(査定額)

この2つの金額さえ分かれば、「車検を通して10万円の減税を待つ価値があるのか」、それとも「今のうちに乗り換えた方がトータルで得なのか」が、はっきりと計算できます。 「なんとなく安くなりそうだから」ではなく、「計算したらこっちの方が○○万円得だから」という根拠があれば、ご家族とも自信を持って話し合えるはずです。

コバックでは、車検のお見積もりはもちろん、お車の乗り換えに関するご相談も承っています。「まだ決めていないけど、とりあえず見積もりだけ」という方も大歓迎です。 まずは一度、コバックへご相談ください。

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